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腸を治せばほとんどの病気が治ってしまう!?

いつまでも若々しく健康に暮らすための2大重要ポイント「腸」と「脳」に注目。その腸の持つ新たな可能性について見ていきましょう。8月19日放送『主治医が見つかる診療所』の「腸と脳を大特集!免疫力アップ&老化防止スペシャル」で紹介されていました。



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腸を治せばほとんどの病気が治ってしまう!?


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お腹を見て漢方を処方したら病気が治った

「腸を治せばほとんどの病気が治ります」と語るのは、長崎県諫早市にある西諫早病院・東洋医学センター長の田中保郎先生。その独自の理論に基づいた診療方法は、頭痛やめまい、肩こりや便秘、はてはアトピー性皮膚炎まで、まずはお腹から診察します。

そんな独自の理論を持つ田中先生の治療を受けたいと、1日およそ80人の患者さんがこの病院を訪れます。しかも、その多くがほかの病院では治らなかった、さまざまな症状に苦しんでいる患者さんなのです。

なかには、うつ病の治療にやってくる場合もあるとか。その場合も、東洋医学の基本どおりにお腹を見て、その特徴に合わせて漢方を処方したら、なぜかわからないけど治った…という患者さんもいます。

100%とはいいませんが、10人中に3人ほど治っていくケースが現れるほど。腸を健康にすることでうつ病が改善する可能性があるのです。


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じつは腸のほうが脳をコントロールしている

腸の大切さというのは、根本的にすべて司っていることであると田中先生。腸の研究がさらに進めば、もっといろいろなことがわかってくると確信しています。人間の腸にはまだまだ未知の可能性があると考えているのです。

腔腸動物から哺乳動物は発生しています。生物がどうやって進化したかを考えた場合、クラゲなど「腔腸動物」は脳は持っていないけれど腸は持っていたりします。そこから鑑みると、どちらがコントロールしているかというと、じつは腸のほうが脳をコントロールしているのかもしれません。

「腸内細菌」が脳の中の、いろいろな神経伝達物質の元を作っていることがだんだんわかってきました。「うつ病」というのは、脳の神経伝達物質であるセロトニンやドーパミンが足りなくなってくる病気です。それを腸内細菌が作ることによって、それが脳に影響を与えてうつ病が治ると考えられます。

脳と腸は神経的にもつながっていますし、脳内ホルモン的にもつながっています。これを「脳腸相関」あるいは「腸脳相関」といい、とにかく両者はつながっているのです。

■8月19日放送『主治医が見つかる診療所』
【腸と脳を大特集!免疫力アップ&老化防止スペシャル】

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