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「腸内細菌検査」で腸内環境がわかる!

自分の腸の中に、どのような菌がいるのか気になるところです。じつは現在、腸内細菌は遺伝子検査で解析できるようになっています。8月19日放送『主治医が見つかる診療所』の「腸と脳を大特集!免疫力アップ&老化防止スペシャル」で紹介されていました。



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「腸内細菌検査」で腸内環境がわかる!


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腸内細菌検査で腸内環境を判定

番組では、4人のゲストの腸内細菌検査を実施しました。対象となうのは、沢田亜矢子さん、渡辺正行さん、中川家の剛さんとと礼二さんです。

まず辨野先生の持つ膨大なデータを元に、健康な腸内細菌のバランスを算出。理想とされるバランスは「肥満型」が50%、「やせ型」が40%、善玉菌である「ビフィズス菌」が5%、「その他」が5%という割合です。

この基準を元に、ゲストの腸内環境がよいのか悪いのかを判定しました。これにより、将来太りやすいかどうかはもちろん、高脂血症や糖尿病などかかりやすい病気の種類まで明らかになるのです。


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バランスのよい腸内環境

1番に良好だったのが、渡辺正行さん(57歳)。診断としては「理想的な健康腸」です。「肥満型/やせ型/ビフィズス菌/その他」の比率は「45%/47.1%/2.4%/5.5%」でした。基準と比較すると、ビフィズス菌がやや少ないものの、肥満型とやせ型のバランスのよい腸内環境でした。

2番目に良好だったのが、中川礼二さん(41歳)。診断としては「すごくよい腸内環境…だけど肥満に注意」です。「肥満型/やせ型/ビフィズス菌/その他」の比率は「52.7%/27.8%/11.7%/7.8%」でした。ビフィズス菌が多くて腸内環境はおおむねよいのですが、肥満型も多く太りすぎに注意が必要です。

じつは中川礼二さんはふだんからヨーグルトなどは食べていないのに、ビフィズス菌が多いのはなぜでしょう? じつは、食事の前に必ずたまねぎのスライスを食べるのだとか。たまねぎには「フラクトオリゴ糖」が多いため、腸内のビフィズス菌を増やす効果があります。これが腸内環境に作用しているのです。


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異常な腸内環境の原因

3番目だったのは、沢田亜矢子さん(64歳)。診断としては「免疫力が心配な肥満型」です。「肥満型/やせ型/ビフィズス菌/その他」の比率は「61%/29.5%/1.1%/8.4%」でした。ビフィズス菌の比率が低いのが気になるのと、やせ型の腸内細菌は免疫に非常に関係する菌が多いのです。

免疫力という点において、もう少しビフィズス菌を増やすような野菜やヨーグルト類を摂るとようアドバイスされていました。肥満型が多いにもかかわらずやせているのは、正しい食生活の賜物です。

4名中、最悪の結果となったのが中川剛さん(42歳)でした。診断としては「いままで見たことがない異常な腸内環境」です。「肥満型/やせ型/ビフィズス菌/その他」の比率は「63.2%/7.9%/28%/0.9%」でした。やせ型の菌が少なすぎてバランスが悪いのと、ビフィズス菌が多いという大きな矛盾が理解できないとか。こういったケースはおもに、食生活の乱れに原因があることが多いようです。

■8月19日放送『主治医が見つかる診療所』
【腸と脳を大特集!免疫力アップ&老化防止スペシャル】

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