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善玉コレステロール不足はに大豆タンパクとEPA

8月4日放送の『駆け込みドクター!』の「ニッポンが誇る長寿村!その秘密は”食”にあったスペシャル」では、ゲストの食生活や健康診断から、病気の兆候やその予防法を紹介していました。



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平成ノブシコブシの吉村崇さんは善玉(HDL)コレステロールが、基準値「40~100」のところ「35」と少ない状態。この善玉コレステロールは、血液中の余分なコレステロールを回収して、動脈硬化(血管の老化)を抑えてくれる脂質です。

この数値が低いと、血管が硬くなり、心筋梗塞を引き起こす可能性があります。善玉コレステロールを増やすには、豆腐や納豆などに含まれる大豆タンパクや、サバなど青魚に含まれるEPAを摂取するのが効果的です。

平成ノブシコブシの徳井健太さんは、尿酸値が明らかに異常値でした。基準値が「3.0~7.0」のところ「9.2」という結果。いつ痛風発作がおきてもおかしくない状態です。

「痛風」とは血液に溶けきらなかった尿酸が結晶となって、関節に沈着する病気です。発症すると足などに激痛が走り、歩行困難になることもあります。

尿酸が異常値になった場合は、アルコールは日本酒で1.5合以下に抑えるべき。3合を超えて摂取すると、どんどん尿酸値が上がってしまいます。

蛭子能収さんは悪玉(LDL)コレステロールが異常値を記録。脂質異常症ともいうべき状態で、脂質が増えて血液がドロドロの状態になることで、血液が詰まりやすくなってます。

これを放置すると、脳血栓などの要因となりかねません。脂質異常症の改善法は「食事の減塩」「講師暴食を控える」「運動」の3つです。

嗣永桃子さんは、鉄(Fe)の値が基準値「65.0~157.0」のところ「63」という測定結果。鉄欠乏性貧血の予備軍といえるでしょう。鉄欠乏性貧血になると、酸素を運ぶヘモグロビンが減少して酸欠状態となり、めまいなどの貧血症状が出る病気。原因は、偏食やダイエットといわれています。立ちくらみや息切れ、味覚障害なども引き起こします。

鉄分を補充する食材としては「ひじき」「青のり」「鮎」「しじみ」「鶏レバー」「キクラゲ」「きりぼし大根」「ホウレンソウ」など。バランスのよい食事を心がけるべきでしょう。鉄瓶でお茶を飲む…なども有効。鉄瓶から摂取できる鉄成分は吸収率がよいといわれ、貧血気味の人にはオススメです。

■8月4日放送『駆け込みドクター!』
【ニッポンが誇る長寿村!その秘密は”食”にあったスペシャル】

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