仙腸関節をストレッチしながら歩いて腰痛が改善
仙腸関節とは、背骨の最下部となる仙骨と骨盤の腸骨とがつながっている部分。姿勢が悪いと仙腸関節の動きが悪くなり、それが原因で腰痛を発症してしまいます。このため、腰痛の改善には仙腸関節をストレッチすることが効果的。仙腸関節をストレッチしながら歩いて腰痛が改善しましょう。
目次
仙腸関節のストレッチで腰痛が改善
腰痛改善に多くの人がマッサージをしますが、その原因はもっと深い仙腸関節にあるかもしれません。このため、腰痛改善には仙腸関節のストレッチが効果を発揮する場合があります。
仙腸関節はいわば上半身と下半身をつなぐ重要な関節といえます。体をビルに見立てると、柱が背骨だとしたらその基礎部分となるのが仙腸関節。関節といっても、仙腸関節の動きはわずか2～3mmほどです。
仙腸関節は体の動きに合わせて、前傾や後傾など非常に複雑な動きをしています。まるでビルの免震構造のように衝撃を吸収して、背骨のバランスをとっているというわけです。
仙腸関節をストレッチする歩き方
しかし、姿勢が悪いと仙腸関節の機能が低下。免震構造がうまく働かないと、仙腸関節まわりの筋肉や靭帯が衝撃を受け止めることになります。すると、その衝撃で筋肉や靭帯を傷めて腰痛となるのです。
そんな仙腸関節をストレッチするなら、体をねじる歩き方が効果的。しっかりあごを引きながら、前かがみにならないように腰をできるだけ反るようにするのが最大のポイントです。
重心は前に30％で後ろに70％のイメージ。そして、歩くときにできるだけ体をねじります。後ろの足で地面を蹴るときは、股関節が伸びるくらいにふくらはぎを意識。かかとで着地して、親指の付け根で蹴りましょう。5分間ほど歩くことで仙腸関節をストレッチできます。
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