花粉症に効く「ホメオパシー」ってなんだ?
花粉症にも効果を発揮する「ホメオパシー」という言葉をご存じでしょうか? ドイツやイギリスで民間療法として知られている治療法のひとつ。その魅力は、東洋医学と同様に化学物質でなく、自然物質を体内に取り入れることにより症状を改善させようという治療法だからです。
自然治癒力を呼び覚ますという考え方
いわゆる「西洋医学」は何かの病気になったとしたら、その症状を抑える「化学物質」を摂取する療法です。一方の「東洋医学」は、症状を抑える「自然物質」を体内に取り入れることが特徴。そして「ホメオパシー」は、何らかの症状を「促進」させるような「自然物質」を体内に摂取することが大きく違っている点です。
わかりやすい例でいえば、たとえば「うるし」が皮膚にかゆみを与える物質だとしたら、かゆみという症状が出たときに、うるしを限りなく希釈した状態の物質を体内に取り込む…というものです。この限りなく希釈された物質が体内に入ることにより、人間に元来備わっている「自然治癒力」を呼び覚ますという考え方。これにより、結果的にその症状が抑えられるというわけです。
実際には、ある病状を引き起こす成分をそのままでは有毒であるので、水によって極めて高度に希釈震盪したものを砂糖に染み込ませることになります。このシュガーボールを下の下に入れて体内に取り込むのが基本的な摂取方法です。希釈の度合いはさまざまで、ホメオパシーの世界では希釈すればするほど、その価値は上がるといいます。
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