ココナッツオイルで美味しく無理なくダイエット
スーパーモデルのミランダ・カーさんが、サラダやお茶に入れて毎日摂っていることで知られる「ココナッツオイル」。食べても脂肪になりにくい天然のダイエットオイルとも呼ばれています。ココナッツオイルダイエットの原理と実際の摂り方について詳しく見ていきましょう。
目次
ココナッツオイルダイエットの原理
ココナッツオイルは固形胚乳を乾燥させてから精製・圧搾してオイルを取り出します。ちなみにエキストラバージンオイルは、生の胚乳を無精製の状態で圧搾してオイルを取り出す製法です。
このココナッツオイルは中鎖脂肪酸が豊富で、脂肪になりにくい食用油として世界中で天然のダイエットオイルとして愛用されています。
脂肪酸は炭素原子が鎖状につながった分子構造を持っていて、その長さで長鎖や中鎖などに分けられます。サラダ油やオリーブオイル、肉の脂などの長鎖脂肪酸は、摂りすぎると体脂肪になりやすいのが難点です。
しかしココナッツの中鎖脂肪酸は肝臓でスムーズに分解されて代謝されるため、体脂肪になりにくいのが特徴。ココナッツオイルダイエットはエネルギー代謝が活発になり、体に付いている脂肪が燃えやすくなるのがその原理です。
ココナッツオイルのメリット
このほかココナッツオイルは、さまざまなメリットがあります。悪玉コレステロールを増加させて心臓疾患のリスクを高めるトランス脂肪酸がゼロ。熱に強いため酸化しにくく料理に適していることもメリットです。
母乳にも含まれ、赤ちゃんの免疫力を高める成分であるラウリン酸をたくさん含んでいることもうれしいところ。細菌の働きを抑えたり、免疫力を高めることに役立ちます。
ココナッツオイルは、食物繊維が豊富なことも特徴です。腸内で善玉菌の働きを活性化し、悪玉菌の働きを抑制してくれます。
さらに、血流をよくするビタミンEを豊富に含んでいるため肌を乾燥から予防。人間の細胞の老化を遅らせる抗酸化物質もたくさん含まれているので、アンチエイジングにも効果があるといわれています。
ココナッツオイルを摂る方法
ココナッツオイルを手軽に摂る方法としては、バターやマーガンリンの代わりとして使うこと。お菓子作りに使うのもOKです。ほのかな甘い風味が楽しめることから、パンに塗るだけでも美味しく食べられます。
また、煮物や炒め物に食用油の代わりとして、ココナッツオイルを使うとコクが出ておすすめ。かすかに残る風味も楽しめるでしょう。和食でも洋食でも相性は抜群です。
そのほか、コーヒーなどの飲み物に混ぜるのもポピュラーな摂り方。目安として大さじ2~3杯ほど入れるとよいでしょう。そのまま飲んだり、舐めたりする方法もあります。
ちなみに、ココナッツは椰子の木になる実です。固い殻の内側にできる白い固形胚乳がココナッツオイルやミルクになります。中心にある透明な液体胚乳はジュースとして用いられていて、栄養豊富なドリンクです。
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