ダイエットのために食後に運動するのはNG
「食べ過ぎたらそのぶんのカロリーを消費すればよい」とダイエットのために食後に運動をするのは大間違い。ダイエットには食事の前に運動するのが正解です。詳しく見ていきましょう。10月12日放送『駆け込みドクター!』の「太らないコツを教えますSP」で紹介されていました。
目次
運動は食後より食前が正しい選択
ダイエットするなら、運動は食後ではなく食事の前にするのが正しい選択です。というのも、運動したときに使うエネルギーは通常は血糖です。
ただし空腹時は血糖が少ないため、予備のエネルギーである脂肪が使われます。このため食事の前は、脂肪をエネルギーとして使いやすいのです。つまりは脂肪が燃焼しやすくなるので、食事の前に運動したほうが痩せやすくなります。
運動する前に何も食べないというのは、なんとなく体に悪い気がするところ。しかし、人間の体には蓄えがあるので、そんな心配は必要ありません。むしろその蓄えを減らすことが効率的なダイエットなのです。
夕方の運動が成長ホルモンを分泌
とはいえ運動する時間帯も考慮する必要があります。たとえば朝起きてすぐ運動するのは考えもの。朝起きたときというのは水分が少ない状態であるため、体が脱水症状になりやすいのです。そんなときにジョギングをしたりすると、血管が詰まったりすることもあります。
一番オススメの時間帯は夕食前の「夕方」です。夕方に運動することで、脂肪を燃焼させる成長ホルモンの分泌が期待できます。
というのも、人間の体温が1日のなかで一番高いのは夕方。寝る前から下がりはじめ、起床前が一番低くなります。そして、夜から朝にかけての体温の落差が大きいほど快眠できるのです。快眠は成長ホルモンの分泌につながります。
そこで一番体温が高い時間帯に、さらに体を動かせば寝る前の体温が上昇。朝にかけてグッと体温が下がって快眠につながり、成長ホルモンの分泌を促進。結果的に脂肪燃焼効果が高くなるのです。
■10月12日放送『駆け込みドクター!』
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