ダイエットの近道「基礎代謝を上げる」方法
ダイエットの近道は1日の消費カロリーの7割を占める基礎代謝を上げることにあります。運動によって消費されるのは1割もありません。そこで、基礎代謝を簡単に上げる方法を紹介しましょう。10月12日放送『駆け込みドクター！』の「太らないコツを教えますSP」で取り上げられていました。
目次
消費の7割を占める基礎代謝を上げる
ダイエットの基本は摂取カロリーと消費カロリーの差。1日に1,000kcalの食事をとっているとして、800kcalしか消費しなければ太りますし、逆に1,200kcal消費していれば痩せるということです。
そして、1日の消費カロリーのうち「7割」は基礎代謝と呼ばれるもので消費されます。基礎代謝とは人が生きていくために消費されるエネルギーのこと。呼吸や消化吸収、体温調整、血液循環などとくに何もしていなくても消費されるエネルギーのことです。
日常の活動で消費されるのは残りの「3割」。そのうち運動によって消費されるのはわずか「1割未満」です。このため基礎代謝を上げることも、ダイエットには重要といえます。
基礎代謝を上げる方法とは？
それではどうすれば基礎代謝は上がるのでしょうか？ それには筋肉をつけることが大切です。筋肉量が多ければそれだけエネルギーを多く使います。
筋肉を増やすこと以外に重要なのが、朝食をきちんと食べること。体が目覚めるので基礎代謝が上がります。また、半身浴やストレッチで血行をよくするのも効果的です。
逆に代謝を下げるのは過度の食事制限。食事量を極端に制限すると、体は飢餓状態に備えてエネルギーの消費を抑えてしまいます。つまり、基礎代謝が下がるということです。
基礎代謝が下がると消費するエネルギーが少なくなるので、食事量を減らしても効率的に痩せることは難しくなります。極端な食事制限は、太りやすく痩せにくい体質を作り上げてしまうのです。
■10月12日放送『駆け込みドクター！』
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