きゅうりダイエットはすりおろすのが効果的
1年間でマイナス12kgを実現したダイエット食材が「きゅうり」。食事は減らさずにきゅうりを1日に1~2本食べるだけで、痩せることができるのが「きゅうりダイエット」です。これは、きゅうりに「ホスホリパーゼ」という脂肪分解酵素が多く含まれているため。その秘密に迫ります。7月29日放送『解決!ナイナイアンサー』で紹介されていました。
目次
きゅうりに含まれる脂肪分解酵素とは
そもそも酵素には「潜在酵素」と「食物酵素」があります。潜在酵素は体内で作られますが、1日に作られる量が限られていているのが難点。食べすぎで消化にばかり酵素が使われると、代謝に使われる酵素が少なくなって太りやすくなっていまうのです。
一方の食物酵素は、食べ物に含まれている酵素のこと。とはいえ、食物酵素は体にはほとんど吸収されません。食物酵素の働きとしては、食べ物を消化がよい状態にしたり、食品内の栄養素を強化したりします。
きゅうりダイエットは、こうして消化に働く食物酵素が潜在酵素を助けて代謝アップをサポート。やせやすい体に導くというわけです。その食物酵素が脂肪分解酵素のホスホリパーゼ。きゅうりにはこれがたくさん含まれているのです。
きゅうりダイエットのやり方と注意点
とはいえ、1日1~2本のきゅうりを食べるのは意外に難しいもの。具体的なきゅうりダイエットの方法としては、きゅうりは昼食と夕食ですりおろして食べるようにします。朝食では食物酵素が豊富な果物を数種類とるとよいでしょう。
効率的に食べるには「すりおろす」とよいといいます。きゅうりは加熱せずに、おろし金ですりおろしてください。細胞膜を壊すことで酵素が活発に働くため、そのまま食べるのですりおろすのが基本。おろし金はセラミック製よりも、歯のとがった金属製がオススメです。
きゅうりダイエットの注意点は、酵素が熱に弱いということ。加熱すると酵素の力が失活してしまうので、生か50度以下の調理で食べる必要があります。熱を加えた料理に使用すると、効果がなくなってしまうのです。完成した料理に加えるように使うことで対処するようにしましょう。
また、すりおろして時間が経過すると、酸化して酵素が減ってしまいます。するおろしたら早めに食べることを心がけてください。
きゅうりダイエットの効果をアップ
すりおろしたきゅうりは、肉や魚に添えて食べてみましょう。ソースやドレッシングにするなど、きゅうりダイエットの食べ方はさまざまです。ただし、ほかの食事を食べずにすりおろしきゅうりだけを食べるのはよくありません。栄養素が不足してリバウンドしやすくなるからです。
また、腸の働きを活発にする発酵食品や食物繊維も、積極的に食べるようにします。代謝アップに加えて、便秘を解消することでダイエット効果がアップするでしょう。たとえば、納豆にするおろしきゅうりをトッピングするとおいしく食べられます。
さらに、脂肪分解酵素をもっとも効率よく摂り込む食べ方は「ぬか漬け」。ぬか漬けにも酵素が多く含まれているため、相乗効果も期待できます。ぬか漬けと聞くとのどが渇きそうですが、逆にこのきゅうりダイエットでは水を1日に1.5~2リットルは飲む必要があるので大丈夫です。
きゅうりはダイエット向きの食材
そもそもきゅうりは、食材のなかでももっとも低カロリーといわれています。たっぷり食べてもカロリーの心配がありません。非常にダイエット向きの食材です。
また、きゅうりには抗酸化作用のあるフィトケミカル成分が含まれています。血液をサラサラにしてくれるのでデトックス効果もあるのです。この効能もダイエット効果を後押ししてくれます。
さらに、利尿作用や血管を広げて血流を増やす働きがあるのが、きゅうりに含まれるシルトリン成分です。むくみや冷えの改善につながり、やせやすい体になります。
最後に、よいきゅうりの選び方も紹介しましょう。きゅうりは色つやがよく、水分が多くて生き生きしているものを選んでください。表面のトゲは、しっかりしているものを選びましょう。へたに花がついているきゅうりもオススメです。
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