食後シャワーダイエットはなぜ痩せるのかを解説
人間にとって夜は、次の日のためにエネルギーを溜め込む時間帯です。このため夕飯の食事に摂取したものはどうしても脂肪として蓄積されやすくなります。それを熱いシャワーで解決してしまう「食後シャワーダイエット」を紹介しましょう。
目次
食後シャワーダイエットは順番変えるだけ
そもそも「食後シャワーダイエット」とはふだんの生活の中で、食べる量を調整することなく、食べる「タイミング」や「順番」を変えるだけでやせらてしまおうというもの。この時間差を利用した食後シャワーダイエットは、食べるタイミングを熱いシャワーの前に持ってくるという「時間差」がポイントです。
人間の本能的な働きとして、夕方以降になると副交感神経が活発になり、インシュリンが盛んに分泌されます。すると、体が脂肪を蓄積しようとするのです。
しかし、熱いシャワーなどを浴びることで交感神経は高めることが可能。一時的に副交感神経を抑えることができます。この性質を利用して、食後の脂肪の蓄積を抑えようという食後シャワーダイエットです。
食後シャワーダイエットをストレッチ代用
食後シャワーダイエットは、具体的には食後30分以内に42度以上の熱いシャワーを、3~5分くらい浴びればよいだけ。こうすることでインシュリンの分泌が抑えられるので、体に脂肪が付きにくい状態になるのです。シャワーの代わりに、軽いストレッチなどで体を目覚めさせることで、同様の効果を得ることができます。
逆に、夕食前や夕食後に40℃前後のぬるめのお風呂にゆっくりつかってしまうと、体がリラックスした状態になるということ。すなわち副交感神経が活発に働くことになり、インシュリンを盛んに分泌。体が脂肪を蓄積しようとしてしまいます。
夕食前後に半身浴でのんびり…という優雅な生活パターンは、ダイエットにとっては大敵なのでした。夕食を食べたら熱いシャワーに浴びるか、軽いストレッチを行って食後シャワーダイエットに励みましょう。
食後シャワーダイエットでなく計るだけ
時間差を利用する食後シャワーダイエットだけでなく、ただ計るだけでもダイエットする方法があります。それは朝晩2回、体重を記録してグラフ化するだけ。運動や食事制限もありません。体重を計るのは「朝食前」と「夕食後」。同じ時間に同じ服装では計ります。
そして、1日で減らす目安は「100g」まで。あまり急激にやせすぎると、リバウンドにつながって逆効果です。グラフにすると、いつの間にか「食べすぎ」がなくなり、いつの間にか体重が右肩下がりになっていきます。
実際、これまでどんなダイエットをしてもやせなかった人も、たった2週間で「1.4kg減」を実現しました。体験者に話を聞いてみると、外食するときにこれまで見向きもしなかったカロリー表示を見るようになったとか。脂っぽいものが多かった外食も、カロリーが少ないものを選ぶようになりました。
食後シャワーダイエットに近い方法
計るだけでダイエットできるポイントは、記入シートにある「言い訳欄」にあります。朝起きて体重が減ったときには「よっしゃ」というコメント。しかし、その晩には体重が増えてしまっていると「相撲のせい」と書かれています。その日はお気に入りの力士が負けたために、ついやけ酒を飲んでしまったのだとか。
グラフ化することでダイエットする「快感」をゲーム感覚で楽しめるのは、計るだけダイエットの基本。そこに加えて「言い訳欄」を記入することが、本人に「気づき」を与えているのです。
さらに、グラフが下がっていくときの「快感」と、から揚げやとんかつを食べたときの「快感」は同じもの。脳内では、同じ快感物質が分泌されているのです。いわば違うタイミングで快感を得ているという意味では、食後シャワーダイエットに近いダイエット方法といえるかもしれません。
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