週3日でやせる「ヨガソバダイエット」とは
「宇宙酔い」の専門家として知られる石井正則医師は、以前は中年太りの極みで、一時は体脂肪率が30%を超えていたほど。当時は不整脈も出たりして、体調がかなり悪かったといいます。いまは59歳にもかかわらず体脂肪率はわずか「11%」。その健康法を見てみましょう。12月2日放送『主治医が見つかる診療所』の「マネして健康に!名医たちの健康法」で紹介されていました。
目次
ヨガは体全体の代謝を底上げする
石井医師がヨガを始めたのは7年前。病院の仲間に勧められたのがきっかけです。太った体をどうになからないかと、付随的にヨガをどんどんやっているうちに、体重がどんどん減ってきたといいます。当初は1日1時間、週に3日だけヨガをスタート。すると約1ヶ月で体重が落ち始めて効果を実感したのです。
ヨガでもっとも重要なのは「呼吸法」。呼吸をゆっくり吸って、ゆっくり吐くことで、自律神経を安定させることができるのです。
そうすることによって、脳の中の成長ホルモンの分泌が促されることがわかっています。これにより、皮膚の新陳代謝がよくなったり体全体の代謝が底上げされることにつながるので、ダイエット効果が期待できるのです。
ヨガ後にざるソバを食べるダイエット
そこで、ダイエット効果につながるヨガの呼吸法を伝授。まず3秒間息を吸ったら、3秒間息を止め、そのあと6秒間かけてゆっくりと吐き出します。これを5分間続けるのが基本です。この呼吸法を行った後に体を動かすと、呼吸法と運動の相乗効果で代謝がアップ。ダイエット効果が上がります。
さらに石井医師は、ヨガを行ったあとに必ず同じものを食べると、ダイエット効果がより高まることを発見しました。その食べ物とは「ざるソバ」。ヨガをやったあとに必ず食べるということで「ヨガソバダイエット」と名づけています。ソバはご飯と比べて、食物繊維の量が10倍以上も多いとか。糖に分解される速度がすごく遅いため、脂肪に変換される量も相対的に減るのです。
ダイエットに重要なのは「運動」と「食事」。しかし、無理なダイエットでは長続きはしません。そこで「ヨガ」と「ソバ」をセットにして、1週間に3日だけ行うと決めたことで、長続きできたというわけ。必ず徐々に効いてくるので、継続がとても大切です。
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