お腹いっぱい食べて代謝をアップする方法!?
沖縄県那覇市にあるこくらクリニックでは、お腹いっぱい食べて代謝を上げて、多くの患者に変化をもたらすという治療が成果を上げています。その治療法とはどんなものでしょうか? 9月9日放送『主治医が見つかる診療所』の「代謝UPスペシャル決定版」で紹介されていました。
目次
消化すること自体で多くのエネルギーを消費
「DIT」とは「Diet Induced Thermogenesis」の略。直訳すると「食事誘発性熱産生」となります。私たちは食事をすると、体内に取り込まれた食べ物は胃や腸などの消化器官で消化されます。じつはこのとき、消化器官が活発に動き、食べ物を消化すること自体で多くのエネルギーが消費されるのです。
このエネルギー消費が「DIT」。ものを食べて汗をかくという現象は、まさに「DIT」によりエネルギーが消費されている証拠なのです。この「DIT」は簡単にアップすることができます。ポイントは2つあります。
1口につきに30回かむことで代謝が上がる
1つめのポイントは「1口につきに30回かむ」こと。かむことにより唾液が分泌されたり、胃液の分泌を促したりと、かむことで代謝が上がります。唾液や胃液などの消化液を作るのにも、エネルギーが消費されます。たくさんかむと多くの消化液が作られるので「DIT」が高まるのです。
よくかむことは副次的な効果ももたらします。かむ回数が多いと、満腹になるのが早いのです。食べ過ぎが気になる人は、食事をわざと減らすことを考えるのではなく、よくかむことから始めるのがよいでしょう。
2つめのポイントは「肉・卵・チーズ中心の食事で炭水化物を控える」ことです。食事の種類のよって、代謝の量は決まっています。たんぱく質は、じつは食べたカロリーの30%は消費されるもの。ところが炭水化物の糖分になると、その消費はたったの6%。すなわち、たんぱく質を食べると炭水化物の5倍もエネルギーを使うのです。
しかも、肉・卵・チーズはたんぱく質だけでなく、筋肉を作るためのミネラルや脂質も豊富。代謝を上げるにはもってこいの食材なのです。
■9月9日放送『主治医が見つかる診療所』
【代謝UPスペシャル決定版】
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