体幹を鍛えるピラティスダイエットの効能は？

「ピラティス」は、そもそも負傷兵のリハビリを想定して考案されたものでした。しかし現在では、そのダイエット効果が注目されています。深い呼吸とエクササイズを組み合わせることで体幹が鍛えられ、代謝が上がってダイエットに効果的なのです。

体幹を鍛えるピラティスダイエット

とくに最近のダイエットの傾向として、無理なダイエットで体調を崩したり、痩せたとすぐにリバウンドする無理なダイエットは避けられ、より美しく健康的に痩せる手法が人気。このため、ピラティスは女性のエクササイズとして注目されています。

このピラティスダイエットは、身体の中心を支える部分である「体幹」を鍛えることが大きな特徴です。基礎代謝を高めて、太りにくい身体を作ることが可能。また、体幹を強化することで、日本人に多いといわれている猫背を改善して、女性らしく美しい姿勢を手に入れることもできます。

実際、ピラティスの基本エクササイズは背骨をなめらかに動かすこと。これによって背骨を中心とした体幹の筋肉が鍛えられるのです。さらには骨格のバランスが整い、体の歪みなどを正しい位置に戻すことができます。

ピラティスダイエットのもう1つの特徴が深い呼吸です。「深く息を吸って、息を吐きながら行う」のが基本。この呼吸法は、筋肉を引き締めるうえに内臓を強化するため、代謝アップにもつながります。

また、深く呼吸することによって身体の隅々まで新鮮な酸素を届け、免疫力アップ、ストレス解消、消化の改良などの効果も。ダイエット以外にもさまざまな効果をもたらす魅力的なエクササイズなのです。

さらにピラティスは、スポーツでの運動能力向上に対しても良い評価を受けています。とくに野球やゴルフ、テニスのようなスイング（回転）の動作を伴うスポーツで、実際にその効果が発揮されているとか。体幹を鍛えることができるので体の軸がぶれにくくなり、回転が安定することが理由です。

横になって行うピラティスはややアスリート向けのイメージが強いですが、それを立って行うことで注目されているのがスタンディングピラティスです。

スタンディングピラティスでは、正しい立ち方を身に付けられるので、重心のかけ方や関節の使い方を正すことができます。その結果、とくに股関節が正しく使えるようになるのです。

すると、これまで使われていなかった筋肉が正しく使われるようになって、下半身のダイエットに効果に効果を発揮。脚がスリムになってラインが整うと評判のダイエット法なのです。

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