ホットヨーグルトダイエットは朝食前に食べる

ホットヨーグルトダイエットは、朝食前にヨーグルトを温めて食べるだけのダイエット法です。このほか食事や運動に、とくに制限やノルマはありません。たったこれだけで自然と体重が減っていくのです。ホットヨーグルトダイエットの詳しいやり方を見ていきましょう。

ホットヨーグルトダイエットで痩せる

ホットヨーグルトダイエットで痩せる理由は、ヨーグルトに含まれるカルシウムにあります。ヨーグルトの中のカルシウムは、イオン化して反応が高くなっているもの。これが血液中の脂肪酸と結合して、脂肪細胞への取り込みを阻害するのです。

じつは、日本人の肥満の原因はカルシウム不足にあります。人間の体はカルシウム不足だと脂肪を蓄えようとする副甲状腺ホルモンを分泌。腸から脂肪を必要以上に吸収するため、太ってしまうのです。

ホットヨーグルトダイエットは、そんなカルシウム不足を補いながら痩せるメソッド。作り方は、市販のプレーンヨーグルト120gをラップをかけずに電子レンジに入れ、500Wで30秒ほど温めるだけです。

ホットヨーグルトダイエットは、でき上がったホットヨーグルトを朝食前に食べるだけ。ちなみに、ヨーグルトを1日120g以上食べてもダイエット効果は変わりません。

温められたヨーグルトは、腸管の機能を向上させるのでカルシウムの吸収率が向上します。さらに、空腹の状態で食べると、非常にカルシウムが吸収されやすいのです。

これによって副甲状腺ホルモンの分泌を抑え、基礎代謝で痩せることができます。ホットヨーグルトダイエットでは、食事は3度、好きなものを食べてOKです。ただし、腹八分目まで。間食は控えますが、お酒はビールやワインなら、1日1杯程度なら飲んでも大丈夫。とにかく簡単なダイエット法です。

ホットヨーグルトダイエットの魅力は、ダイエット中の停滞期がないこと。ダイエットの停滞期とは、初めは順調に落ちている体重がいったん減らなくなってしまうタイミングのことです。

停滞期は人間本来の機能に由来します。体重減少と栄養不足から体が飢餓状態と判断して、自動的に脂肪を溜め込もうとするのです。停滞期は多くの人がダイエットをあきらめてしまう原因にもなっています。

ホットヨーグルトダイエットは3度の食事に制限がないため栄養不足にはなりません。また、ヨーグルトに含まれるカルシウムは脂肪を溜め込もうとする副甲状腺ホルモンの分泌を抑制。ダイエットの停滞期が生じにくいのです。

ヨーグルトにはダイエット中に不足しがちな栄養素がしっかり含まれている点もポイント。代謝アップに欠かせないタンパク質とイライラ防止にも役立つカルシウム、そのほかにもビタミンC以外の栄養素はほぼ含有。完全食ともいえるダイエット食材なのです。

ここでヨーグルトには、食べるタイプと飲むタイプがあります。そして、ホットヨーグルトダイエットはどちらのタイプで行っても大丈夫です。

両タイプの違いは製造工程。容器に詰めてから発酵させるのが食べるヨーグルト、発酵させたヨーグルトを混ぜて液状にして容器に詰めるのが飲むヨーグルトです。どちらもホットヨーグルトダイエットに使えます。

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