バナナを便秘解消に食べるなら青いほうがイイ
バナナは熟成度合いによって健康効果が違うもの。とくに便秘解消などの腸のためには青いバナナを食べるのがオススメです。難消化性でんぷんが豊富に含まれています。また、バナナには食物繊維やカリウムも豊富。その意味でも、便秘解消に効果を発揮してくれるのです。
目次
便秘解消には青いバナナ
さまざまな健康効果で知られるバナナですが、その熟した度合いによって健康効果に違いがあります。なかでも、腸に有効なのは青くて若いバナナ。難消化性でんぷんが豊富に含まれているからです。
難消化性でんぷんは、その名のとおり小腸で消化吸収されずに大腸まで達します。そして、乳酸菌など善玉常在菌のエサとなって善玉菌を増やし、腸内環境を善玉優位にしてくれるのです。
青いバナナには難消化性でんぷんが豊富ですが、熟するにしたがって果糖やブドウ糖に分解されていきます。このため、便秘解消など腸のためには青いバナナがオススメ。善玉菌の好物であるオリゴ糖やヨーグルト一緒に食べれば、さらに効果が高まります。
カリウムも便秘解消に効果的
バナナが便秘解消に効果的なのは、豊富な食物繊維も1つの理由です。100g中に含まれる量は1.1g。水溶性も不溶性もどちらも含まれますが、不溶性のほうが多いので便のカサを増やして腸のぜん動運動を促します。
このほか、カリウムが豊富なことでもバナナは有名。カリウムが不足すると腸の動きが悪くなるものです。その意味でも、便秘解消には効果的といえます。
なお、バナナの熟成が進むと高まるのが、免疫強化作用です。バナナは自分の体調に合わせて、熟成度合いを見極めて食べるのが肝心なのでした。
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