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くも膜下出血の「警告頭痛」はどんな症状?

くも膜下出血を発症すると3分の1の人は死亡。治療を受けても2割ほどしか社会復帰できません。だからこそ、くも膜下出血はスピーディな対応が肝心です。そんなくも膜下出血の「警告頭痛」とはどういった症状なのでしょうか? 7月26日放送『THEセンタク』の「あの病気になったらどうなる?」で紹介されていました。



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くも膜下出血の「警告頭痛」はどんな症状?


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突発的な頭痛はくも膜下出血の可能性

首から後頭部にかけて突発的な痛みがおきたら、それはくも膜下出血の「警告頭痛」かもしれません。ふくらんだ脳動脈瘤が破裂したことによって、くも膜と軟膜のあいだに血液が充満。それによる痛みなのです。

実際、くも膜下出血になって警告頭痛になった患者は「頭のてっぺんが金づちで叩かれるような痛さが急に来た」と証言します。多くの人がハンマーで殴られたようだと語る激痛は一般的には激しい頭痛といわれるものです。

しかし、その大きさは必ずしも大きいとは限りません。小さい場合でも、突発的に急に来る頭痛は危険。痛みの大小に関わらず突発的に頭痛がおき、痛みのピークが続く場合はくも膜下出血の可能性が高いのです。


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くも膜下出血で倒れたら頭を横にする

実際にくも膜下出血がおきて倒れた場合、どのように対応するべきでしょう。まず、仰向けでなく「頭を横に向けて寝かせる」ようにします。基本的には気道確保が一番大切だからです。

ものを吐いて詰まらせるのが一番危険。頭の圧が上がるので、嘔吐することが非常に多いのです。頭を横にして気道確保することで、命を救うことが最初にすべきことになります。

これはほかの病気で倒れたときにもいえることです。まずは救急車を呼んだら、気道を確保するために頭を横にむけて寝かせるようにしましょう。

なお、くも膜下出血は脳卒中のひとつです。脳卒中は脳梗塞が65%と大部分を占め、次いで25%が脳出血、くも膜下出血は10%ほどとなっています。

■7月26日放送『THEセンタク』
【あの病気になったらどうなる?】

「片目が開かない」はくも膜下出血の前兆かも

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