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熱中症の4割は夜間におきる!その予防法とは?

「クーラーをつけっぱなしで寝るのはよくない」というのは、もはや古い考え。暑い夏の夜は、適切に扇風機やクーラーをつけることが大切です。というのも「熱中症」がおきてしまうからです。熱中症の9割は室内でおこるもの。そして、全体の4割は夜間におきているのです。



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熱中症の4割は夜間におきる!その予防法とは?


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夜間でも室温が上昇して熱中症になりやすい

熱中症というと、昼間の炎天下でおこるものと思っている人が多いはず。しかし、2013年に熱中症で死亡した人の9割は屋内で発症しています。時間帯別に見てみると、その4割は夜間におきているのです。

つまり、暑い夏の夜に気をつけなければならないのは「夜間熱中症」です。8月3日放送『駆け込みドクター!』の「快眠術で健康になる」で紹介されていました。

気密性の高い住宅では昼間にため込んだ熱で、夜間でも室温が上昇。しかも、寝ているあいだは汗で水分が奪われやすいため、熱中症をおこしやすいといわれています。


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夜間熱中症を予防する3つの対策

夜間熱中症を予防するための対策は3つあります。適切な冷房器具の使用と水分補給、さらに体内の熱を逃がすため吸水性の高い寝巻きや寝具を選ぶことも大切です。夜間も適切に扇風機や冷房を使用するだけでなく、枕元に水分を置いていつでも補給できるようにしましょう。

クーラーの設定温度が27度では暑いという人は、寝つく前に軽い運動をするとよいでしょう。体温を少し上げることで、27度でも十分に涼しく感じることができます。

運動をしなくても、ホットミルクやホットレモンなどカフェインを含んでいない温かい飲み物を飲むのもよいでしょう。それだけで体温が上がり、少し仰ぐだけでも涼しく感じられるはずです。

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