毛穴トラブル対策!黒ずみ&たるみの解消方法
毛穴が原因で顔が老けるのをご存じですか? とくに気をつけたい毛穴トラブルが黒ずみの元となる「メラニン毛穴」と、小じわの原因「たるみ毛穴」です。そこで、すぐに実践できる毛穴トラブル対策を3つ紹介しましょう。7月19日放送『世界一受けたい授業』で紹介されていました。
目次
黒ずみメラニン毛穴は自然回復が困難
鼻の周りにできてしまった黒ずんだ毛穴、きれいに洗ったはずなのに黒ずみが残ってしまうという人は危険です。そのまま日焼けすると、自然回復が困難な「メラニン毛穴」になってしまうのです。
毛穴に詰まった皮脂は、そのまま放置すると酸化して黒ずんできます。そこに紫外線が当たると、周辺の皮膚にメラニンが作られてしまいます。これが毛穴が日焼けするメラニン毛穴になってしまうです。
そして、夏の強い日差しの影響でコラーゲンが破壊されて弾力を失った毛穴が「たるみ毛穴」。この状態を放っておくと顔の小じわになるのです。
夏場は、強い紫外線によって皮膚の中のコラーゲンが破壊されます。すると肌のハリがなくなり、毛穴そのものがたるんで伸びきった状態になるのです。これがたるみ毛穴。毛穴がたるむと当然、顔が老けて見えます。
毛穴トラブル対策「耳下腺マッサージ」
そんな毛穴トラブル対策の1つめは「耳下腺マッサージ」です。耳たぶの付け根から下あごあたりをマッサージします。
口の中にある耳下腺という部分をやさしく刺激してあげることで、唾液が分泌されます。唾液の中には、美肌効果のある成長ホルモンの一種「パロチン」が含まれているからです。
実際のマッサージは、耳たぶの前あたりに4本の指を当てて、後ろから前に回すように刺激します。やってみると、だんだん唾液が出てくるのがわかるはずです。どこでもできる簡単な方法なので、1回20秒を1日3回くらいやるとよいでしょう。
また、お風呂に入りながら歯磨きをするという方法もあります。体を温めながら耳下腺が刺激されるので、パロチンが分泌されやすくなるのです。
「ハート洗顔」と「クール&ホットタオル」
毛穴トラブル対策の2つめは「ハート洗顔」。洗顔料をしっかり泡立てて、下から順にハートの形を大きく描きながらやさしく洗顔します。両手であごから小鼻まで行ったら外側に開いてあごに戻り、次はあごからまゆ毛まで上がったら外側に開いて戻り、最後はあごからおでこまで上がって外側に開いて戻る…という手順です。
汚れを落とすだけでなく、顔のリンパ腺に沿うことで不純物を排出。血流もよくなり、皮膚の再生が促されます。強くこすることは絶対にNG。こすりシミや黒ずみの原因です。洗顔後はしっかり保湿します。朝夕1日2回、このハート洗顔を行うのが目安です。
毛穴トラブル対策の3つめは「クール&ホットタオル」。まず冷蔵庫で冷やしておいた濡れタオルで顔の熱を1分間とります。続いて濡らしたタオルをラップで包んで電子レンジへ。600Wで40秒ほど加熱します。
そして、およそ42度にしたタオルで顔の皮膚を5分間温めるのです。コラーゲンの元となるヒートショックプロテインというたんぱく質を作り出します。火照った顔を一度冷やしてから温めることで温度差ができ、コラーゲンが作られやすくなるのです。最後はしっかり保湿しましょう。
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