林修も実践!脳科学的「記憶力アップ3か条」
脳科学的に「記憶力」がアップする方法があります。脳を正しく理解することで効率よい勉強にもつながる「記憶力アップ3か条」です。5月13日放送『林修の今でしょ!講座』の「脳の老化を吹き飛ばせ!いますぐできる記憶力アップ術」で紹介されていました。
【記憶力アップ3か条】
- 寝る
- 情報は入れるより出す
- うるさい場所で勉強する
「寝る」は、記憶が寝ている間に定着するため。「レム睡眠」という夢を見る睡眠状態が、記憶の定着に必要だといわれています。受験生の人は勉強するだけで寝ないのはよくありません。受験のときでもちゃんと寝て、記憶を定着させる必要があるのです。
ちなみに、15~30分程度の仮眠をとるだけでも記憶は定着します。少しずつ学んで睡眠で記憶を定着させるというのが、脳の仕組みに基づいたよい記憶法なのです。
「情報を出す」のは、記憶というのがアウトプットして初めて定着するため。英単語なら口に出して言ったり、歴史の年号を覚えるなら書いてみたり、漢字だったら文章を作ったり。受験のときは意外とアウトプットを忘れがちです。また、本や新聞などで知ったことを家族や知人などに伝えることで、記憶の定着につながります。
覚えことを頭に入れるには場所も重要です。「うるさい場所」はそれに最適なのだとか。脳というのは刺激が入ってこないと不安な状態になります。「心地よいノイズ」というのがあるのです。
音楽も大きな音じゃなければかけていたほうがよいですし、喫茶店の雑音がよい場合も…。自分の脳に適したノイズがあります。人によって記憶しやすい環境は異なるので、自分にあった場所を探すことも大切なのです。