社会人の新常識!?スポンジはレンジで殺菌
梅雨の時期から夏にかけては、細菌による「食中毒」に注意が必要な季節。そして、台所の意外な細菌の温床が「スポンジ」なのです。その正しい殺菌方法を紹介しましょう。5月17日放送『世界一受けたい授業』の「知らなきゃ怖い!食中毒」で取り上げられていました。
目次
スポンジの正しい殺菌方法とは?
いつも洗剤を付けているからと気にする機会の少ないスポンジですが、調べてみると「5,500万個」もの細菌が付いていました。これでは、細菌を食器にこすり付けているようなものです。そこで、スポンジの正しい殺菌方法を紹介しましょう。
【スポンジの正しい殺菌方法】
- 洗剤を加えたお湯でよく洗う
- 洗い終わったら水で流す
- 水分を切らずに電子レンジで1分加熱
電子レンジで加熱したスポンジはとても熱くなっています。取り出すときは素手ではけっして触ってはいけません。さいばしなどで挟んでとるのがよいでしょう。
つけ置きで細菌は7万倍にも増殖する
なお「電子レンジで1分」は「1300W」での時間になります。「500W」なら「2分30秒」くらいを目安に加熱してください。
また、食べ終わった食器が洗うときに汚れが落ちやすくなるようにと、水に「つけ置き」する人は多いでしょう。しかし、これが食中毒菌を増殖させる温床になってしまいます。
つけ置きしてから10時間後には、細菌は「約7万倍」にも増殖するのです。そして、増殖したまま洗えば食中毒菌がスポンジに付き、それがほかの食器に広がってしまいます。つけ置きは長くても「3時間まで」にしましょう。
■5月17日放送『世界一受けたい授業』
【知らなきゃ怖い!食中毒】
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