肩こりの原因「かみ合わせ」のチェック方法
歯の三大トラブルとは「虫歯」「歯周病」「かみ合わせ」。あまり注目されていない「かみ合わせ」ですが、じつは頭痛や肩こりを引き起こす原因となることもあるのです。2月16日『駆け込みドクター！』の「歯の三大トラブル徹底検査SP」で紹介されていました。
目次
かみ合わせがずれて咬筋が緊張する
「かみ合わせ」とは、上下のあごを閉じたときの接触状態をいいます。形は人それぞれ、かむことで歯が磨り減り、独自のかみ合わせができ上がります。しかし、食事や生活習慣の変化によってかみ合わせが悪くなり、体にさまざまな悪影響を及ぼすのです。
代表的なのは「頭痛」「肩こり」「腰痛」など。原因はかみ合わせがずれることで、あごの回りの筋肉「咬筋」が緊張するためです。この緊張が側頭部の筋肉である「側頭筋」をこわばらせ、頭の血行が悪くなります。これが頭痛を引き起こすのです。
簡単かみ合わせチェックの方法とは
同じように、筋肉の緊張が肩に広がると肩こりに、腰まで進むと腰痛になります。ほかにもかみ合わせは、不眠症や耳鳴り、貧血、冷え性など、さまざまな症状に関係しています。
ここで「簡単かみ合わせチェック」の方法を紹介しましょう。割り箸をかんで、眼と割り箸が平行ならかみ合わせは正常。また、割り箸の端をつまんで軽く上下させてください。これを左右で行い、ゆれ具合に違いが出ると、かみ合わせが悪い可能性があるのです。
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