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東大を目指すなら「スイミング」を習え!?

子どもを持つ父母2,000人にアンケートを行った結果、じつに1,395人が悩んでいたのは「早くから英語を習わせるべきか」でした。はたして、子どもに早くから英語を習わせるのは得なのでしょうか、損なのでしょうか? 1月16日放送『あのニュースで得する人損する人』で紹介されていました。



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「受験勉強の英語」という観点では損だとか。データによると、大学生が小学校時代に英語の勉強をしたのは、東大生が「30%」で、ほかの大学生が「27%」とともに3割程度。早期英語教育は、受験に影響は少ないのです。

それでは、ピアノを習わせるのはどうでしょうか? じつは、ピアノなど音楽レッスンをしている子のほうがIQが高いというデータがあるのです。

ピアノを弾く行為というのは指先を使うだけでなく、「次にどの音を弾く」「この曲はこんな奏法」など脳のメモ機能もよく使うことになります。これは「ワーキングメモリー」と呼ばれる前頭前野の機能。情報の一時的な保存・記憶を行っています。これが脳の活性化につながるのです。

音楽に詳しい人によれば、譜面は算数と同じなのだとか。音楽ができる子は数学ができるというのは、よくいわれていることなのです。東大生のじつに「56.5%」が、ピアノをやっていたというデータもあります。

ちなみに、東大生が小学生のときにやっていた「習い事ランキング」は、4位が「習字」で3位が「英語」、そして2位が「ピアノ・エレクトーン」です。そして、意外にも1位は「スイミング」でした。

ほかの大学生と比べても、英語や習字は大差ありませんが、ピアノ・エレクトーンについては東大生とほかの大学生は「57%」と「48%」とやや差があります。そして、スイミングについては「67%」と「42%」と、大きな差が開いているのです。

これは、スイミングを含めて有酸素運動は、学業成績を上げる傾向があります。心肺能力が高い子どもは、国語や算数の成績がよいという研究結果もあるのです。

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