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家事をしっかり行えば乳癌リスクが13%減

女性が家事をアクティブに行うと「乳癌(がん)」の発症確率が13%も減ります。これはイギリスのがんの研究所が8,000人の女性を追跡調査したものです。10月30日放送『ホンマでっか!?TV』の「得する家事の新常識」で紹介されていました。



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その調査によると、1日に6時間以上家事をする女性は、乳癌の発症確率が13%も減少。大腸癌の発症確率も下がっていたのでした。ここでいう家事とは掃除や洗濯だけでなく、犬の散歩などさまざまなものを含んでいます。

これは、運動することが内臓疾患や認知症の防止につながるため。運動といってもサッカーなどの激しいスポーツをするのではなく、家事をアクティブにするだけでも十分。これで健康状態を改善できるとういわけです。「ちょっと買い物に行く」「子どもを迎えに行く」「犬の散歩に行く」といったことが分散して行われるだけで、体の健康状態が劇的に改善してしまうことがあるのです。

また、運動として家事という側面だけでなく、心理療法として「掃除」が用いられることがあります。これは日本独自のカウンセリング方法です。

じつは日本人は、欧米にように「夢分析」や「深層心理」などの分析をされるのが苦手な民族。懺悔など胸のうちを明かす習慣があまりなかったことが要因と考えられます。そこで採用されているのが「掃除療法」です。

日本人は無心に掃除をすることでだんだんと元気になる傾向があるため、神経症やうつ病の人に対して行われているもの。「カウンセリングよりは掃除」と唱える学者は多いといいます。

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