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プチ手間で花粉が激減!洗濯&掃除の裏ワザ

スギの花粉が飛び始める季節…。花粉症患者にとって憂鬱な時期を上手に乗り切るために、毎日の暮らしの中のちょっとした「プチ手間」で、室内の花粉の量を激減させることができる洗濯&掃除の裏ワザを紹介しましょう。



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花粉は、どこから家の中に入ってくるのでしょうか? 花王生活者研究センターは、花粉が飛散する3月に、首都圏の集合住宅で3~4人家族の生活を想定して、室内に入った花粉の量やたまりやすい場所を調べたのです。

その結果、花粉の約6割は窓や換気口から入り、その大部分は床に落ちていました。外に干した洗濯物や、布団などにくっついて入ってくるものは約4割。布団は、風に直接当たらない内側の面にも花粉が付いていました。

このように、窓は開けない方がよいわけですが、まったく換気をしないわけにもいきません。そんなときはカーテンを閉めると効果的です。窓を全開にしてもレースのカーテンを閉めるだけで、入ってくる量は約40%減少。さらに、窓を開ける幅を10cmにすると、全開に比べて約85%も減らせるのです。

洗濯物や布団を外に干すなら、取り込む際に花粉をしっかり払うことが大切。外干しした洗濯物や布団に付着した花粉は、軽く手で払っただけでもタオルは41%、Tシャツは62%、布団は57%の花粉を落とすことができるという結果でした。

家の中に入ってしまった花粉は、掃除で取り除きます。とくにフローリングの床は花粉が舞い散りやすいもの。掃除機をかける前に、ウエットシートやぞうきんで拭き掃除をしましょう。花粉がたまりやすい窓際や、換気口周辺はとくに重点的に除去したいところです。

カーペットは、逆に付着しやすいので念入りに。十分に吸い取るには1平方メートルあたり20秒が目安。できるだけゆっくりと、ハウスダストを吸い寄せて取るイメージで行いましょう。タテヨコと方向を変えて十字に二度がけしたり、カーペットの毛並みと逆方向にかけると効果がアップします。

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