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カレーを食べるだけでボケを予防する!?

成人男女2,405人に「老後、健康に関して心配なことは?」というアンケートをすると、第1位は「ボケ・認知症」でした。そのボケを予防する画期的な方法があるのです。8月20日放送の『カスペ!』では「間違いだらけの健康ジョーシキ」を特集していました。



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カレーを食べるだけでボケを予防する!?


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カレーが脳血流を増加してボケを予防

そんな「ボケ」に対して、日本薬科大学学長の漢方医学者・丁宗鐵先生の唱える新ジョーシキは「カレーでボケは予防できる!」というものです。

そもそも物忘れがひどくなる原因は何でしょうか? 脳全体の司令塔の役割をしているのが「前頭葉」ですが、この前頭葉は脳の中でも年齢を重ねるごとに萎縮しやすい場所の1つ。老化により前頭葉が萎縮してしまうと、記憶力や集中力、やる気などが減少し、ボケにつながってしまいます。

脳の活動に必要なのはブドウ糖と酸素。それらを運ぶ血流量が増えれば脳は活性化します。その結果、脳の老化を予防できます。つまり、カレーを食べると脳血流が増加して脳が活性化、すなわちボケを予防できるというわけです。


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カレーでボケが治るのかを大実験

番組では、カレーを食べて本当にボケが治るのかを大実験。最近もの覚えが非常に悪くなってきたという蛭子能収さん(65歳)と、逆にもの覚えがよすぎるという錦野旦さん(64歳)です。実験では「脳機能イメージング」という最新医療機器を装着。近赤外線を使って、脳内の血流量と活性度をリアルタイムに解析します。今回はボケにつながるという前頭葉を重点的にチェックします。

実験は、ブレイク間近のアイドル15人のニックネームを覚えてもらいます。覚える時間は1人あたり10秒。そして、20分後にランダムに登場するアイドルのニックネームを答えて、何人覚えているかを調べるというものです。

まずは2人の基準値を調べます。結果としては錦野さんが「9人/15人」、蛭子さんが「2人/15人」でした。そして3日後、カレーを食べて記憶力の違いを調べます。


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カレーで脳神経が非常に活発化した

用意されたのは具なしのカレースープ。カレーだけの影響を調べるために、あえて具が入っていないカレースープ100ccを用意しました。ご飯やお肉、野菜などは入っていません。そして、カレーが脳に効き始めるという1時間後に、記憶力テストを実施します。

その結果、残念ながら錦野さんは「6人/15人」と前回よりも減少、蛭子さんは「2人/15人」と前回と同じです。実験は失敗…と思いきや、脳機能イメージングが2人の脳の変化をしっかり捉えていました。

カレーを食べてからの2人の血流量変化を見ると、前頭葉の血流量がどんどん上がっているのがわかります。これはカレーによって、前頭葉の血流量が上がっているのです。この結果、カレーを食べたことによって脳神経は非常に活発化しています。

■8月20日放送『カスペ!』
【間違いだらけの健康ジョーシキ】

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