カテキン豊富な緑茶を毎日飲めば老化は防げる
カテキンは緑茶に含まれる苦味や渋み成分。ポリフェノールの一種です。緑茶ポリフェノールと呼ばれることもあります。注目すべきは抗酸化パワー。老化を促進する活性酸素のなかでも一番有害な、ヒドロキシルラジカルに対して、大きな効果を発揮するのです。
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緑茶のカテキンに抗酸化パワー
カテキンに抗菌や消臭作用があることはよく知られています。緑茶成分が入った食器用洗剤などがそのよい例でしょう。しかし、とくに注目すべきはその抗酸化パワーです。
カテキンはおもに血液中や胃の粘膜に存在して、活性酸素を消し去って体を酸化から守ります。とくに活性酸素のなかでも一番有害なヒドロキシルラジカルに対して、大きな効果を発揮するのです。
その威力はビタミンEの20倍とか。また、ビタミンCやビタミンEの抗酸化パワーをアップさせる働きもあります。
緑茶を飲んでカテキンで抗酸化
このほか、カテキンには体内に存在するタンパク質や酵素を活性化。抗酸化作用と活性化との相乗効果で、心臓病や糖尿病、がんなどさまざまな尿黄に対する予防効果があるといわれています。
カテキンの抗酸化作用は、ビタミンCやカフェインによって強まることも判明。緑茶が体によいとされるのは、カテキン以外にもビタミンCやカフェインが豊富に含まれているからです。
ちなみに、紅茶やウーロン茶などにもカテキンは豊富に含まれています。とはいえ、もっともカテキンの含有量が多いのは緑茶。日常的に緑茶を飲むようにすれば、カテキンの抗酸化作用で体を老化から守ることができます。
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