松井秀喜のパワーの秘密は「まごわやさしい」
圧倒的なパワーでホームランを量産していた元メジャーリーガー・松井秀喜さん。じつは松井選手のパワーの秘密は、栄養バランスの摂れた食事にあったのです。6月11日放送『別冊主治医が見つかる診療所』で取り上げられていました。
松井選手が読売ジャイアンツ時代、東京ドームでの試合のあとには必ず食事をしていたお店が神楽坂にある「もー吉」です。はたして、どんなメニューを食べていたのでしょうか? 当時のメニューを再現してもらいました。
「刺し身」はその時期の旬の魚介類を盛り合わせたもの。「甘鯛の焼き物」に「山形牛のステーキ」、ゴマとさまざまな野菜を使った「和え物」「長芋とメカブの酢の物」「お吸い物」にはシイタケとワカメが入っています。
とくに「酢の物」は、当時の松井選手には欠かせない一品でした。お酢に含まれるクエン酸がエネルギーの吸収を助け、疲労回復に効果があるからです。
これらをメニューを考えるベースとなっているのが「まごわやさしい」です。これはバランスのよい食事を摂るための覚え方です。松井選手の著書でも紹介されています。
【まごわやさしい】
- ま マメ
- ご ゴマ
- わ ワカメ(海藻類)
- や 野菜
- さ 魚
- し シイタケ(キノコ類)
- い イモ類
「まごわやさしい」食事は、体に必要な栄養をバランスよく、体に負担をかけずに摂取できる理想の食事。美容にも効果があります。アスリートならずとも、ふだんの食事にとり入れたいところです。