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普通はヌンチャク!?ネイマールの足は「ムチ」

2013年6月に開催されたコンフェデ決勝。ネイマール自身がここ数年のベストゴールに挙げるプレーが生まれました。そのシュートにこそ、ネイマールのキックの秘密が隠されています。それを可能にした理由は「ひざ」にあったのです。6月1日放送『ミラクルボディー』の「W杯ネイマール変幻自在の至宝」で取り上げられていました。



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普通はヌンチャク!?ネイマールの足は「ムチ」


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ネイマールのシュートを可能にしたのはひざ

そのプレーは、ペナルティエリア前の左サイドでネイマールが受けたボールを、いったんオスカルに預けてゴール前に切り込み、受けたボールをワントラップしてゴール左上に決めたシュートです。

スペインの守護神・カシージャスが見たのはネイマールの軸足。ゴール右を向いていたのです。しかし、ネイマールは「ゴールキーパーが予想していないのはどこか考えていた。そのほうが得点できる確率が高まるから」と話します。ネイマールが狙ったのは「左」。しかも高い位置でした。

軸足を右に向けながら逆の左に決める…人間の動きを測定してコンピュータに取り込む「モーションキャプチャー」で調べてみると、そんな常識破りのシュートを可能にした理由は「ひざ」にありました。


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ネイマールの蹴り方は足の付け根が始点

ドイツ・ブンデスリーガで活躍する乾選手と比べてみます。シュートの一連の動作を見ると、乾選手は途中でひざの位置を固定し、そこを基点にひざ下を振っています。教科書どおりのオーソドックスな蹴り方です。

一方のネイマールはひざを固定しないまま、足全体で振り抜いています。普通の選手が2つの関節で、まるで「ヌンチャク」のように足を振るのに対して、ネイマールのキックはそれがつながった「ムチ」のようなキック。この蹴り方こそが、シュートの予測を困難にしているのでした。

シュートの基本とされるヌンチャクのような蹴り方は、ひざを固定することでボールを確実に捉えています。しかし、この蹴り方ではひざを固定した時点でシュートコースが決まってしまうのです。

一方のムチのような蹴り方の場合、足の付け根を始点にしています。このため、ひざを自由に動かすことができるため、ギリギリまでシュートコースを調整可能。ネイマールにしかできない、しなやかな足使いといえるでしょう。変幻自在に相手を翻弄するネイマールの究極の姿がそこにありました。

■6月1日放送『ミラクルボディー』
【W杯ネイマール変幻自在の至宝】

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