ネイマール実践!相手の動きを模倣する練習
ネイマールの華麗な「ドリブル」。その原点は、少年時代に指導を受けていたコーチ・ベッチーニョさんから学んだ、ブラジルならではのトレーニングにありました。3月22日放送『ミラクルボディー』の「サッカーW杯のヒーローたち」で紹介されていました。
体で感じただけで自然と相手の動きに反応
ベッチーニョさんがネイマールに仕込んだのは、相手をかわす技術です。そのための練習は、相手の動きに合わせて、自分も同じ動きをするというもの。目の前の相手と同じ動きをひたすら繰り返します。
始めは誰もが、相手の動きを見ながら自分の動きを合わせようとするものです。しかし、続けるうちに目で確認しなくても、体で感じただけで自然と相手の動きに反応しはじめるといいます。
さらに応用練習。ボールを使わずに、1対1で相手を抜いていきます。重心を落とし上半身を低い姿勢にして、左右に激しく体を揺さぶります。「ジンガ」と呼ばれるこの動きこそが、ブラジルサッカーの真髄ともいわれています。
ベッチーニョさんは「ジンガとは体中の筋肉が体とシンクロする動きのこと。体が伸びやかになる。ジンガはサンバに通じていて、ブンブンというリズムはブラジル人の心臓とシンクロする」と説明していました。
■3月22日放送『ミラクルボディー』
【サッカーW杯のヒーローたち】
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