炭酸水効果のワケは酸欠状態による血流アップ
炭酸水の効果は便秘や熱中症の予防だけでなく、胃を健康にしたり傷を治したりします。じつは炭酸水が肌に触れると、皮膚が赤くなるという現象がおこります。その血流効果こそが炭酸水が体によい理由なのです。『ためしてガッテン』の「炭酸パワー」特集で明らかにしていました。
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炭酸水の血流効果が肌を赤くする
炭酸水が肌に触れると、皮膚が赤くなります。炭酸水の泡は二酸化炭素。空気よりもはるかに濃い二酸化炭素が肌に触れることになります。二酸化炭素は肌に吸収され、さらには血管に入っていくのです。
このとき、血管は一時的に酸欠状態になります。すると、より多くの酸素を送り込むために血管が拡張。炭酸水によって血流がよくなるのです。血流効果が肌が赤くするのでした。
この血流効果が炭酸水の、傷が治る効果につながります。傷に炭酸水をつけると、その部分の血流がよくなるということ。酸素や栄養分がより届けられるので、細胞が再生するのです。
炭酸水の効果で消化機能が上がる
また、胃の中に炭酸水が入った状態と普通の水が入った状態では、圧倒的に炭酸水のほうが胃の活動が活発になります。炭酸水に触れた内臓まわりの血流がアップすることで、胃腸の消化機能が上がるのです。これが炭酸水の胃を健康にする効果につながります。
炭酸水の効果である便秘予防も同じ理由。熱中症予防については、内臓の血流がよくなることによって、水分の吸収がよくなるためです。
これらの炭酸水の効果は、1日コップ1杯の炭酸水を飲むだけで十分。炭酸飲料でも効果は変わりません。ただし、一度に500ml以上飲んでしまうと、逆に胃腸の動きが鈍くなることがあるので要注意です。
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