幸せホルモン「セロトニン」を増やす呼吸法
「セロトニン」とは、精神を安定させる脳内物質のことです。このセロトニンが増えると、ストレスが解消して気持ちが安定し、リラックスすることができます。そこで、セロトニンを簡単に増やすことができるすぐできる「呼吸法」を2つ紹介しましょう。
目次
太陽とリズム運動がセロトニンを増加
まず「セロトニン」を増やすのに大切なのは「太陽の光を浴びる」ことと、「リズム運動をする」ことの2つ。その意味では、屋外での散歩やウォーキングはセロトニンを増やすには最適な運動といえるでしょう。
しかし、普通に歩くだけでは芸がありません。そこにある「呼吸法」を加えると、よりセロトニンが活性化するのです。それは「スッ!スッ!フー!」と呼吸をするもの。鼻で2回息を吸ったら、口から1回息を吐きます。
なるべく、リズミカルな呼吸を心がけてください。この呼吸をしながら、疲れない程度に5分ほど歩くとよいでしょう。
その場でセロトニンを増やす呼吸法
ウォーキングしなくとも、その場でできるセロトニンを増やす「呼吸法」もあります。一般的は「深呼吸」がセロトニンを増やすといわれていますが、この「呼吸法」はちょっと違います。
それは、大きく息を吸ったあと、おへその下あたりの腹筋に力を入れて、ゆっくりと息を最後まで吐ききる…というもの。横隔膜の上下運動による内臓全体への刺激に加えて、下腹部への意識の集中で「腸」を刺激します。
「脳内物質」と聞くと脳で作られているイメージがありますが、じつはセロトニンの95%は「腸」で作られて脳に運ばれているのです。単なる深呼吸ではなく、腸を意識した呼吸法によって、よりセロトニンを増やすことができます。
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