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標準より「ちょい重い」一番がんにならない

「がん」にはこうすれば防げるという明確な予防法はありません。しかし、生活習慣を改善してがんリスクを下げることは可能。そして、その生活習慣には5つのポイントがあるのです。2月3日放送『主治医が見つかる診療所』の「最新!がんのリスクを下げる方法SP」で紹介されていました。



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がんのリスクを下げる生活習慣のポイントとは「禁煙」「節酒」「減塩」「適度な運動」「適正体重維持」の5つになります。この5つの生活習慣を3つ実践すると、がんのリスクはおよそ「7割に減少」。5つすべて実践するとおよそ「5割に減少」するのです。

とはいえ、この5つのポイントはほとんどの病気に当てはまること。つまりは、がんも含めての病気になりにくい体質ということです。

ちなみに「禁煙」を10~15年続けると、喉頭がんの発症リスクは喫煙を続けた場合と比べて「60%も減少」するといいます。しかも、何歳で禁煙を始めても、ある程度の効果があるのです。

「節酒」については、1日で飲むお酒の量を「日本酒なら1合」「ワインならボトル1/3」「ビールなら大瓶1本」「ウイスキーならダブル1杯」までが目安になります。「減塩」は1日の塩分摂取量を、男性は「9g未満」、女性は「7.5g未満」に抑えましょう。

「適度な運動」は1日1時間程度は歩き、週に一度は30分程度のランニングをするというのが理想的です。

そして「適正体重維持」は、中高年期の男性で「BMIが21~27」、女性で「19~25」になります。BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で求めてください。たとえば、身長155cmの女性の場合は「46~60kg」が理想の体重となります。身長170cmの男性の場合は「61~78kg」です。

じつは、標準体重より「ちょい重い」くらいが一番がんになりにくいとか。国立がんセンターの提示でも、一番長生きするのは「BMI26」だといいます。155cmの女性なら「62kg」、170cmの男性なら「75kg」がよいということです。

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