朝が弱い人は「みそ汁」で目覚めがよくなる
「低血圧の人が朝に弱い」というのはウソです。「低血圧」と「目覚め」に、じつは何の関係もありません。そして、朝に弱い人には「みそ汁」を朝に飲むと、スッキリ目覚められるようになるのを知っていましたか？
人間の「目覚め」に関わっているのは「自律神経」。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。寝ているときは副交感神経が働いてリラックス状態に。目覚めるときは交感神経が働いて活動的な状態に切り替わります。
この切り替わりがうまくいかないと、寝起きが軽くなるのです。自律神経に血圧の高い低いは関係ありません。血圧が低くて朝に弱いというのは気持ちの問題といえるでしょう。
そして「みそ汁」を朝に飲むと、朝のスイッチON食品として効果を発揮してくれます。というのも「交感神経」のスイッチをしっかり入れるためには、朝に「たんぱく質」を摂ることが重要。たんぱく質を摂れば、体温が上がり、体にエンジンをかけてくれるのです。
とはいえ「みそ汁をだしから作るのは面倒」という人も多いでしょう。そんな人には、無添加の「即席みそ汁」がオススメ。インスタントのみそ汁で十分に効果を発揮してくれます。ちょっとプラスできるなら、豆腐やわかめを加えてみてください。
「みそ汁」が優秀なところは、なんといっても栄養バランスです。大豆が原料の味噌は、非常に優秀なたんぱく源といえます。豆腐を加えれば、最強のたんぱく質食品になりますし、わかめを入れればミネラルも補給可能です。
