美肌を維持する「腸」を健康にする生活とは
人呼んで「美の師匠」という里見英子医師は1953年生まれです。若かりしころからいまでも、美しい肌と引き締まったスタイルを維持し続ける秘密とは何なのでしょうか? 12月2日放送『主治医が見つかる診療所』の「マネして健康に!名医たちの健康法」で紹介されていました。
目次
朝一番に行うプレ歯磨きとは?
里見医師が朝一番に行うのが「プレ歯磨き」です。これは寝ているあいだに口の中で繁殖した菌が、そのまま体内に入っていくのを防ぐためのもの。口の中の雑菌を簡単に洗い流すのです。
プレ歯磨きの次は「ヨーグルト飲料」。乳酸菌は善玉菌の代表格的なもの。腸にはすごくよいのです。それと同時に消化器を刺激して、便を出すという効果もあります。
朝食の準備です。まずは大根おろしを作って、それをパックの納豆に入れます。減塩を心がけているため、納豆に付いてくるタレや醤油は使いません。大根おろしの汁ごと入れて、そのまま納豆を食べてしまいます。もう1つは「メカブ」。この粘り気が体やお肌にとってもよくて、食物繊維の固まりとも呼べるものです。
週に4~5回は夕食に肉類を食べる
昼食は病院の職員食堂。そこに里見医師は、自宅から黒豆の煮物と海苔をわざわざ持参していました。これは食物繊維を摂りたいため。一方の海苔は腸の中でふくらんで、お腹がいっぱいになった感覚をもたらしてくれます。
黒豆と海苔の共通点である「黒い色」にもポイントがあります。黒い食材「黒豆」「海苔」「黒ゴマ」「ヒジキ」などに含まれる色素であるアントシアニンは、抗酸化力が高く血管の老化を防いでくれます。
夕食は「牛肉のステーキ」です。牛肉に含まれるオレイン酸は、腸に刺激を与えてその働きを活発にしてくれる役割があります。里見医師は、週に4~5回は夕食に肉類を食べているとか。
寝る前に飲むのが「リンゴ牛乳」。材料はリンゴを半分、これを皮ごと粗く刻みます。リンゴと同じ重量の牛乳を加え、ミキサーで混ぜれば完成です。リンゴは便秘のために効果的。また、リンゴの皮に含まれる「ポリフェノール」はアンチエイジングに威力を発揮します。
さらに里見医師、寝るときにも気を抜きません。首にはスカーフ、シルク素材の手袋を着用しています。スカーフは喉を温めることで免疫力を高めるため。これによって腹巻をしなくてもお腹が温かくなるのです。手袋は、手先が冷えると腸によくないためです。
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