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カネヤンの若い血管は規則正しい生活の賜物

実年齢よりも30歳も若い血管を持つ元プロ野球選手・金田正一さん。どうやってその血管を保っていられるかを見てみましょう。10月8日放送『みんなの家庭の医学』の「有名人から学ぶ身体が老けない4つの秘密」で紹介されていました。



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1日3食のタイミングと排便のリズムを重要視している金田さんは、髪を切るのにもリズムを重視。同じリズムで2週間に1回と決めているのです。とくに、髪が伸びすぎると「汗でやられる」とのこと。汗をかかないよう、決まったリズムで髪を切っているのです。

「空きっ腹お酒を飲んじゃいけない」というのも、現役時代から守り続けてきた健康哲学です。「空きっ腹で飲んだやつは本当に生きてない」と説明する金田さん。とくに「強いお酒をカーっと飲むやつは死んでこの世にいない」といいます。食道と胃を荒らさないために、この哲学を遵守。文字どおり五臓六腑に染み渡るものだからこそ、気を付けているのです。

金田さんの1日の生活を、高齢者研究のエキスパートである東京都健康長寿医療センター副医院長・原田和昌先生に見てもらいました。いわく「生活習慣が規則正しいということが、一番大きいかもしれない」とのこと。規則正しい生活をすれば体内時計がよくなって、結果的に血管がよくなることにつながるのです。

体内時計のスペシャリスト・久留米大学医学部の主任教授・内村直尚先生は、体内時計の乱れによる血管への悪影響を指摘します。そもそも人間は、副交感神経が夜間に優位になることによってリラックスする生き物。それがリラックスできない状態になることにより、ずっと過緊張状態になってしまいます。すると、動脈硬化などもおこりやすくなるわけです。

私たちの血管は、自律神経によって支配されています。体内時計が狂うことで自律神経の働きが崩れると、収縮と拡張の調節が異常をきたして血圧が上昇。血管の壁を傷つけ、動脈硬化を進めてしまうことがあるのです。

金田さんは長いトップアスリート人生で、健康を気遣い規則正しい生活を続けてきました。そのリズムで体内時計が正確に刻まれ、血管をよりしなやかに若々しく保つことができていると考えられるのです。まさに「一病息災」の考え方が金田さんの血管を守ってきたわけです。

■10月8日放送『みんなの家庭の医学』
【有名人から学ぶ身体が老けない4つの秘密】

専門家も驚く!金田正一の血管は30歳も若い
金田正一の健康の秘訣は「一病息災」にアリ
血管の若さを保つなら「早起き」が効果的!
早起き/太陽/朝食で体内時計をリセットする

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