ニンニクをよく食べる人は大腸が健康的!
がんのなかでもとくに「大腸がん」の予防効果が高いという「ニンニク」ですが、本当に日ごろからニンニクをよく食べている人は健康的な大腸を持っているものなのでしょうか? 8月13日放送『みんなの家庭の医学』の「本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた医食同源スペシャル」で特集していました。
目次
ニンニクは昔から医薬品として使われていた
そもそもニンニクが食べられ始めたのは、いまからおよそ約5000年前の古代エジプト。そのエジプトで紀元前1500年ごろに記された世界最古の薬物治療書『エーベルス・パピルス』には、ニンニクは感染症の予防や心疾患の治療など22種類もの効果があると書かれています。ニンニクは太古の昔から、医薬品として認められていたのです。
それでは、日ごろからニンニクをよく食べている人は、大腸がんもなく健康的な大腸なのでしょうか? 日本一ニンニクを食べているかもしれない青森県十和田市で調査を実施。青森県はニンニクの生産量シェア約70%を占めています。なかでも十和田市は、青森県内でもっとも多くニンニクを生産しているのです。
実際に畑を訪れると、ニンニクはまだ地中にあるにもかかわらず、すでにニンニクの香りが漂います。それもそのはず、7月初旬はニンニクの収穫期。旬を迎えたニンニクは粒も大きく、より強いニオイを発するのです。
ニンニク農家の健康な大腸を持っていた
このニンニク農家の方々は、毎日のようにニンニクを食べています。そこで、ニンニク農家さんの大腸を医学的に調査したわけです。
大腸がん発症リスクが高くなるといわれている50~60代のニンニク農家さん10人。内視鏡検査によって大腸がんがあるかどうか、さらに大腸がんに変化する大腸ポリープがあるかどうかも調べました。ちなみに、50~60代の日本人10人あたりの大腸ポリープ数は平均7個です。
検査の結果、見つかった大腸ポリープの数はわずか2個。もちろん、大腸がんもナシというすばらしい結果でした。日ごろからニンニクをよく食べる人は、明らかに健康な大腸を持っているのです。
■8月13日放送『みんなの家庭の医学』
【本当にカラダに効く食べ物が判明!名医が認めた医食同源スペシャル】
ニンニクは大腸がんの予防効果がある!
ニンニク特有の成分がNK細胞を活性化する
ニンニクをよく食べる人は大腸が健康的!
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