夏バテしないダイエットの「食事3ルール」
24時間マラソンを走る大島美幸さんを「-15kg」も減量させた、管理栄養士の小島美和子さんの「小島流・夏バテしないダイエット」を紹介しましょう。8月12日放送『深イイ話』の「話題の最新医療&健康法スペシャル」で特集されていました。
今回のダイエットの対象者である大島さんは、ダイエットと同時に走るための筋肉を付けなければなりません。そのため、小島さんは3つの食事ルールを作りました。
小島ルールその1は「朝食は必ず食べる」。ふだん大島さんは昼に起きることが多く、朝食は食べていませんでした。じつは、それが太る原因の1つなのです。
朝食を食べると体が目覚め、エネルギー消費が始まります。つまり、体がやせやすい状態になります。そして、朝はゴハンとたんぱく質の組み合わせが最適。ゴハンの糖質はエネルギーとなり、たんぱく質が筋肉となるからです。納豆ゴハンや卵かけご飯が、朝食には最適だといいます。
小島ルールその2は「食事の間隔に注意」。大島さんはふだんは1日2食、食間が8時間以上空いていました。じつはこれが大問題。食事の間が8時間以上空くと、脂肪が付きやすくなるからです。
そこで、軽めの軽食を間に挟むことによって間隔を調整。少量のおやつは午後3時まで。夕食は午後9時までに済ますようにしました。
小島ルールその3は「高栄養フードをとる」。夏は食欲が落ちるからこそ、できるだけ栄養価の高い高栄養フードを選んで食べるべきなのです。
夏に食べたい高栄養フードとは「色の濃い食品」。ほうれん草やにんじん、いんげん、小松菜、かぼちゃ、オクラなど。牛肉の赤みやカツオなどもそうです。ほかの食材に比べて、ビタミンやミネラルが豊富。料理に使えば、カロリーを抑えながらも栄養を摂りやすいといいます。
小島さんによれば、外側だけでなく中まで色が濃いのが高栄養フード。ナスやきゅうりは中の色が薄い一方で、にんじんは中まで色が濃いはず。この場合、にんじんが高栄養フードの典型というわけです。肉や魚も、色が濃いほうが栄養が豊富といいます。
■8月12日放送『深イイ話』
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