高齢者のための「ゆがみリセットプログラム」
人間は80歳や90歳になっても、体のゆがみを改善することが可能です。ゆがみを改善すれば、100歳になっても自分の力で歩ける体にすることができるのです。8月5日放送『主治医が見つかる診療所』の「体の“ゆがみ”リセット法」で紹介されていました。
目次
ゆがみをリアルタイム測定できる装置を利用
この高齢者のための「ゆがみリセットプログラム」は、ゆがみをリアルタイムで測定できる装置を利用します。これによって、左右の傾きなどがすぐにわかります。原因の多くはインナーマッスルが弱くなり、体のゆがみが引き起こされていたのです。
そこで、骨盤のところの負担のかかっているところ、重力のかかっているところをスッと楽にしてあげることが大切。そのために、ストックを突きながら行うウォーキング法「ノルディックウォーキング」を行っているのです。とてもエネルギー消費量が高い歩き方でもあります。
傾いて縮んだインナーマッスルを伸ばす
なぜストックを使ってゆがみが改善されるかというと、骨盤の上の重心の位置を高くしてあげることによって、その周りにあるインナーマッスルが自然に伸びてきます。この状態で歩くことで、インナーマッスルを動かすことになって筋力トレーニングにつながるのです。
骨盤の周りにあるインナーマッスルが「大腰筋」です。大腰筋は年齢を重ねることなどで徐々に収縮し、体のゆがみの原因になるのです。そこでストックを持って正しい姿勢で歩くことで、大腰筋が自然に伸びて、その部分の筋力トレーニングができるというわけです。
体に左右のゆがみがある場合は、下がっているほうのストックを長めに設定。こうして左右のインナーマッスルの収縮の違いによってできた傾きを、ストックで正しい姿勢にします。こうすることで、傾いて縮んでんでいるインナーマッスルを伸ばすわけです。
■8月5日放送『主治医が見つかる診療所』
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