3週間もつ長寿バナナの作り方-ためしてガッテン
バナナの保存期間をカンタンに伸ばす方法があります。バナナを房から切り離すのが一番簡単な方法ですが、やり方によっては3週間も保存できる長寿バナナを作ることもできます。その作り方を詳しく見ていきましょう。7月23日放送の『ためしてガッテン』では「衝撃!あなたの知らないバナナの世界」特集で「日持ち3倍になる長寿バナナ」を紹介していました。
目次
バナナは房から切り離すだけで日持ちする
まずは手軽な方法でいくと、バナナの房から切り離すだけで、日持ちするようになります。これは皮を黒くしたり実をやわらかくする「エチレン」が、ちょっとした衝撃でバナナ自体から出てくるため。房のまま置いておくと、ほかの実の重さで地面に押し付けられることにより、エチレンが放出されやすくなるのです。
また、切り離した場合は、ほかのバナナから出るエチレンの影響を受けないというメリットもあります。普通のバナナはだいたい5日くらい保存できますが、房から切り離すとだいたい7日くらいまでは保存可能です。
さらに、エチレンは一緒に置いているほかの果物から発生する場合もあります。とくに注意すべきはリンゴです。バナナを保存するときはリンゴとは離して保存しておきましょう。
長寿バナナはお湯に5分つけて作る
そして、いよいよ長寿バナナの作り方です。この長寿バナナの保存期間はなんと3週間。その作り方は次のとおりです。
■長寿バナナの作り方
- 40~50℃のお湯に5分つける
- 取り出して室温で1時間置く
- ポリ袋に入れて野菜室で保存
基本的には、バナナを5分で甘くする方法とまったく同じ。なぜこのようなことがおきるかというと、強いストレスがかかると出る「熱ショックたんぱく質」という物質が作り出されます。
これは人間が熱いお風呂に入ると増加する「ヒートショックプロテイン」と同じ働きです。この「熱ショックたんぱく質=ヒートショックプロテイン」よって抵抗力が増して、長持ちするようになるのです。
■7月23日放送『ためしてガッテン』
【衝撃!あなたの知らないバナナの世界】
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