仙腸関節が原因の腰痛は四股の姿勢でストレッチ
なかなか治らない腰痛は仙腸関節に原因があるかもしれません。仙腸関節は背骨の最下部にあたる仙骨と、骨盤を構成する腸骨をつなげている関節。仙腸関節は免震構造のような役目を果たしています。このため、仙腸関節が機能不全になると腰痛が発生するというわけ。仙腸関節ストレッチで腰痛を解消しましょう。
目次
仙腸関節が腰痛の原因かを見分ける
もともと腰痛は、ほとんどの場合は正確な原因部位が特定できないもの。数字的に腰痛の原因として椎間板ヘルニアと診断されるのは5％ほど、脊柱管狭窄症が5％ほど、85％の腰痛は何の病気か診断がつかないのでした。
そんな腰痛の原因の1つとして考えられるのが仙腸関節です。仙腸関節が腰痛の原因かどうかを見分ける方法はとても簡単。腰の痛みを感じる部分を、人差し指で指すだけです。
指した場所が尾てい骨の斜め上あたりの人は、仙腸関節が腰痛の原因である可能性があります。仙腸関節の場所は尾てい骨の斜め上あたり。まさに、痛みの原因が仙腸関節というわけです。
仙腸関節の腰痛を解消するストレッチ
そんな仙腸関節が原因の腰痛を解消するためのストレッチは四股の姿勢で行います。1日たった2分でOKです。まずは足を広めに開いて立ったら準備完了。ゆっくりと腰を落としていってください。
このとき、できるだけ前かがみにならないように注意。そして、腰を落としたまま5秒間キープするのです。元の姿勢に戻るときにも、前かがみにならないように注意してゆっくりと戻します。
これを1日5回、2セット行うのが目安です。仙腸関節ストレッチは朝イチがベスト。朝起きたときはもっとも関節が固いからです。また、夜は機能改善に非常によい入浴後の仙腸関節ストレッチがおすすめです。
■「仙腸関節」おすすめ記事
腰痛の真犯人「仙腸関節」を自分で治す方法
腰痛の原因は「仙腸関節」その驚きの治療法
■「仙骨」おすすめ記事
腰痛の原因「仙骨の角度」カンタン測定法
仙骨が痛みの原因だった！抱き枕で腰痛を治す
■「腰痛の原因」おすすめ記事
腰痛の原因を見極める「パトリックテスト」
■「腰痛の治し方」おすすめ記事
腰痛や冷え性を改善する「お尻マッサージ」
抱き枕をひざ下に入れて寝れば腰痛が改善！
ヒネルトレーニングで腰やひざの痛みを克服
