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仙腸関節のアーチ構造が崩れると腰痛が発生する

上半身と下半身をつなぐ大切な関節が「仙腸関節」です。仙腸関節は背骨の最下部に位置する仙骨と骨盤の腸骨とが接しています。仙腸関節の動く範囲は2~3mmほど。しかし、その細かな動きで上半身からの衝撃をうまく吸収しています。しかし、悪い姿勢を続けていると仙腸関節のバランスが崩れてしまうのです。



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仙腸関節のアーチ構造が崩れると腰痛が発生する


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仙腸関節はアーチ橋のような構造

アーチ橋とは、アーチ構造を使って荷重を支える橋のこと。アーチ構造で最後にはめ込む真ん中の石をキーストーンといいます。キーストーンを入れるとアーチ構造のすべての石に力が伝わり、橋全体に浮遊する力が発生するのです。

じつは、人間の骨盤はアーチ橋のような構造になっています。キーストーンとそのほかの石の関係は、ちょうど仙骨と腸骨の関係に相当するわけです。

仙骨は背骨の下部に位置する大きな三角形の骨で、骨盤と接しています。そして、骨盤側で仙骨と接するのが腸骨。いわゆる腰の出っ張りにあたる骨盤の大きな骨です。地面から伝わった力を腸骨が受けて、最後にキーストーンである仙骨がその上の背骨を持ち上げる働きをしています。この関節が仙腸関節です。


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仙腸関節のバランスが崩れて腰痛

すなわち、地面から伝わってきた力は股関節から左右の仙腸関節に集まります。そして、仙腸関節で受けた力が背骨に対して浮遊させる力に変わるというわけ。そんな微妙な力関係で成り立っているのが仙腸関節なのです。

このため仙腸関節は、悪い姿勢によってバランスを崩してしまいます。するとアーチ構造によって浮遊する力が使えないために、常に筋肉を緊張させなければなりません。こうして腰痛が発生するというわけです。

仙腸関節のバランスを取り戻すのに効果的なのが「丹田座り」です。大きく開脚して背すじを伸ばす座り方。戦国武将が大股開きで背すじを伸ばして座っているイメージです。丹田座りで崩れてしまった仙腸関節のバランスを取り戻しましょう。

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