大腰筋トレーニングで足が速くなるってホント?
大腰筋は背骨下部と足の付け根を結ぶインナーマッスル。上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉です。この大腰筋の役割の1つが太ももの引き上げ。このため大腰筋をトレーニングすると足が速くなるのです。そんな大腰筋トレーニングにおすすめの「足振り」のやり方を紹介しましょう。
目次
大腰筋トレーニングに足振り
大腰筋は背骨と大腿骨を直接つないでいる大きな筋肉。大腰筋を効率的にトレーニングするなら、大腰筋だけを動かすことが一番です。
そこで、大腰筋トレーニングとしておすすめしたいのが「足振り」です。足振りによって大腰筋が自然に使えるようになるだけでなく、姿勢が立ち居振る舞いが美しくなります。
そして、大腰筋トレーニングで足が速くなるのです。大腰筋には姿勢を整えたり骨盤を安定させたりする役割のほか、太ももを引き上げる役割があります。大腰筋が鍛えられると、この引き上げ動作がよりスピーティに変化。踏み出しが速くなることで、走る速度がアップするのです。
大腰筋トレーニングのポイント
大腰筋トレーニングの足振りには、高さ10cmほどの台を用意。台に片足を乗せて立ったら腕を壁につけるなどして体をまっすぐに安定させます。大腰筋トレーニングはこの姿勢から、台に乗っていないほうの足を、股関節からゆっくりと静かに前後に振るのです。
足を振るときには体はまっすぐに保ち、足の動きに合わせて前後しないように注意。足振りをする側のひざの力は抜いておきます。
大腰筋トレーニングのポイントは、静かな動作のなかで大腰筋を意識すること。歩くときに一歩よりも小さいくらいの歩幅で、1分あたり30往復のテンポでゆっくり行います。片足50往復ずつ行うとよいでしょう。