便秘体操にもなって一石二鳥！腸腰筋の鍛え方
腸腰筋の鍛え方といえば、高齢者の転倒を予防する効果が浮かびます。しかし腸腰筋を鍛えると、それ以外にも便秘解消など腸のトラブル全般を解消する効果があるのです。そこで、便秘体操にもなって一石二鳥の「腸腰筋の鍛え方」を紹介しましょう。
目次
便秘解消に効果のある腸腰筋の鍛え方
腸腰筋は、腸骨筋と大腰筋というインナーマッスルを合わせた総称。腸骨筋は骨盤と大腿骨をつなぎ、大腰筋は背骨と骨盤、そして下半身をつなぐもの。歩行では足を前方に振り出すときに使われます。
腸腰筋の鍛え方といえば、高齢者の転倒が予防できることが有名。そんな腸腰筋は、腸のぜんどう運動を促すなど、腸のトラブルにも効果があります。
ただし、腸腰筋は深部にあるインナーマッスル。マッサージすることが難しいだけでなく、ふだんはあまり使われていません。そこで、便秘解消にも効果のある腸腰筋の鍛え方を紹介しましょう。
便秘解消に効く大腰筋の鍛え方もある
まずは便秘解消にも効く腸腰筋の鍛え方。仰向きに寝たら、足をイスの座面に乗せてください。この姿勢から、骨盤を引き上げるようにゆっくりとお尻を持ち上げるのです。1日20回ほど行うとよいでしょう。
便秘解消に効く大腰筋の鍛え方もあります。まず仰向けになって両手を広げてください。この姿勢から、右足のひざを抱えるように胸に引き付けます。そして、引き付けた足を内側にひねってつま先を床につけるのです。
つま先を床につけたら10秒キープします。引き付けた足の付け根にある大腰筋を意識してください。左右それぞれやって10回ずつ行いましょう。
