健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

直腸性便秘に食物繊維はかえって逆効果になる

中高年に多い便秘は2タイプあるのをご存じですか? 1つは弛緩性便秘、もう1つは直腸性便秘です。とくに直腸性便秘は、便秘に効くとされる食物繊維をとることで逆に悪化してしまいます。直腸性便秘がおこるメカニズムと、それを解消するための方法を見ていきましょう。



スポンサーリンク
直腸性便秘に食物繊維はかえって逆効果


スポンサーリンク

直腸性便秘は少々やっかい

弛緩性便秘は腸のぜん動運動が低下して、便を押し出す力が弱まることでおこります。お腹が張って苦しくなるならこのタイプです。

直腸性便秘は少々やっかいなタイプ。胃や小腸で消化された食べ物が大腸に入ると、反射的にぜん動運動がおこります。そして、肛門の手前にある直腸に弁が送られると、脳にその信号が伝わって便利がおこるのです。

しかし、加齢とともに直腸の便を感知する働きが徐々に低下。直腸の働きも低下して、便利を感じにくくなってしまいます。こうしておこるのが直腸性便秘です。


スポンサーリンク

直腸性便秘に食物繊維は逆効果

直腸性便秘になると、便が硬くなって出にくくなります。いきんでもコロコロした便が少量しか出ないので、残便感を感じるのも特徴です。

そして、直腸性便秘には食物繊維はかえって逆効果。とくに不溶性食物繊維は腸壁を痛めてしまうことも…。直腸の働きがさらに低下して、便秘がさらに悪化しやすくなります。

直腸性便秘を改善するためには、体を動かすことが重要です。ウォーキングや上半身をひねるような運動を行えば、直腸が刺激されて便通がよくなります。

■「便秘解消」おすすめ記事
便秘解消に「ダブル発酵」が効果的な理由とは
便秘解消がインフルエンザやうつ病予防になる!?
松本明子が「便秘」解消で驚きの美肌に変身
「ひねり体操」で腸を若返らせて便秘を解消

■「便秘」おすすめ記事
1日10分の「うつ伏せ」で便秘が治った!!
便秘や肌荒れは「隠れアレルギー」が原因?
便秘知らず・松原智恵子が腸を若く保つ秘密
ゴボウやサツマイモで「便秘」が悪化する!?
便秘に効く「腹式呼吸」のコツをつかむ方法
青森県民は便秘知らず!秘密は「発酵漬け物」

この記事をシェアする


あわせて読みたい記事