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自彊術は高齢者にピッタリのダイエット法!!

およそ100年の歴史を持ちながら、現代ではあまり知られていない日本伝統の運動法があります。それが何歳になってもできるダイエット法「自彊術(じきょうじゅつ)」です。ぜんぶで31の動作のある自彊術ですが、今回はすぐに試せる3つの簡単バージョンのやり方も紹介しましょう。10月6日放送『主治医が見つかる診療所』の「簡単ダイエットSP」で取り上げられていました。



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自彊術は高齢者にピッタリのダイエット法!!


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自彊術は何歳になっても簡単にできる

自彊術は大正時代に健康を目的として始められたもの。高齢者に非常にいいエクササイズです。自彊術が考案されたのは大正5年。ラジオ体操がスタートするよりも早く誕生した日本生まれの健康体操です。

手技療法士として多くの患者を治療していた中井房五郎氏が、現代でいう指圧や整体などさまざまな治療法を元に創案したもの。医療制度がまだ十分でなかった時代に、誰でも手軽にできる健康体操として作られました。

現在でも全国に教室があり、何歳になっても簡単にできることから、とくに高齢の人たちを中心に行われています。この自彊術には硬くなった関節をほぐし、ゆがんだ骨格を改善、血流もよくする効果もあるのです。


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自彊術は31の動作で20分の体操

実際、自彊術を行っている教室の参加者に聞いてみました。67歳の男性は太っていて体も硬かったのが、いまは10kg以上体重が落ちたとか。61歳の男性は178cmで54kgしかなかった体重が60kgまで太ることができました。姿勢がよくなって胃腸の働きがよくなった実感があるといいます。

自彊術は首から肩、そして足首までの全身運動です。全身の関節や筋肉をゆっくり伸ばしてくれるので、高齢者向けの体操。ケガが心配な高齢者のダイエットに最適といえるでしょう。

この自彊術は31の動作からなり、ぜんぶやると20分ほどかかります。そこで今回は、カンタン自彊術を紹介しましょう。


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カンタン自彊術3つの運動のやり方

まずは肩甲骨まわりの運動。両手を頭の後ろで組み、腕を4秒かけて前に閉じ、同じように4秒かけて開きます。肩甲骨まわりの筋肉は大きいため、小さき動きでも効率よく筋肉を刺激できるのです。

続いて背中からお尻の運動です。床にうつ伏せになって両手を伸ばし、体を4秒かけておこして、そのあと再び4秒かけておろします。どこまで腕を伸ばすかはその人次第。高齢な人なら5cmほど体を上げるだけでも十分です。

3つめは下半身の運動です。足を肩幅に開いた状態から腰を4秒かけておろして、4秒かけて上げてください。いわゆるスクワットです。ポイントは背中の一部を壁につけて行うこと。寄りかかれる壁の近くに立ったら一歩程度離れて、背中に壁を預けた状態で行います。

このスクワットは前かがみになると効果が半減するので、背中をまっすぐにすることが大切な運動です。高齢者でも無理なく安全に行えるのです。

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