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内臓脂肪レベルを減らすなら「空腹時」がチャンス!

最新の体重計などでは「内臓脂肪レベル」を測定できるものもあって、内臓脂肪の数値が身近になってきました。それでは、実際にこの内臓脂肪レベルを減らすには、どのような方法が効率的なのでしょうか? そのキーワードとなるのが「空腹感」です。空腹感こそ、内臓脂肪レベルを減らすチャンスなのです。



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内臓脂肪レベルを減らすなら「空腹時」がチャンス!


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体脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪の合計値

いわゆる「体脂肪計」といわれる体重計では、内臓脂肪レベルを測定することはできません。このときの体脂肪とは「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の合計値です。一般的に体脂肪といわれていますが、それは大きく内臓脂肪と皮下脂肪に分かれています。

ちなみに皮下脂肪とは、皮膚の下にあってつかむことができる脂肪。一方の内臓脂肪は、腹部の内臓の周りにあるものです。

目安としては、腹筋に力を入れたときに手でつかめるお肉が皮下脂肪。つかめるお肉が少ないのに体脂肪率が高いなら、内臓脂肪が多めだ…と推測できます。


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内臓脂肪は皮下脂肪より早く減る

よくいわれるたとえが「内臓脂肪は普通預金で皮下脂肪は定期預金」というもの。内臓脂肪は、運動すればすぐに減って、食べ過ぎれば増える…という変動しやすい性質を持っています。一方の皮下脂肪は、いったん溜まってしまうとなかなか減らすことができません。

ここで、ウエストのシェイプアップで最初に取り組まなければならないのが内臓脂肪です。とはいえ、定期預金ではなく「普通預金」ですから、その気になれば簡単に減らすことができます。

その意味でダイエットが順調に進んで脂肪が減っていくときには、二の腕や太ももなどの皮下脂肪よりも、お腹まわりの内臓脂肪のほうが先に減ります。太ももを鍛えても、二の腕をトレーニングしても、減っていくのはお腹まわりの内臓脂肪からなのです。


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内臓脂肪の蓄積度セルフチェック法

この内臓脂肪の蓄積度をセルフチェックする方法を紹介しましょう。まず仰向けになって両脚を揃えて上げ、ひざを曲げずに8の字を描いてください。これができない人は、腹筋が弱くて内臓脂肪がたまりやすい傾向があります。内臓脂肪の危険度は30%です。

次に、イスに座った状態でひざに額を付けてください。内臓脂肪がたまってくると、前屈運動が難しくなります。ひざに額が付かない人は内臓脂肪型肥満の予備軍です。危険度は60%です。

最後に、ここ3ヶ月以内にベルトの穴が1つ以上増えた人はかなりの危険信号。内臓脂肪はたまるときは短期間でたまるもの。ベルトの穴1つ分の内臓脂肪が付いたと考えてください。危険度は90%です。


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空腹感は内臓脂肪が使われるサイン

そして、この内臓脂肪レベルを減らせているというサインが「空腹感」。空腹時は、内臓脂肪がエネルギーとして使われるタイミングなのです。

このため、できるだけ空腹を我慢してから食事するようにするだけで、内臓脂肪レベルは徐々に減らすことができます。また、お米やパンなどの炭水化物を減らすのも、内臓脂肪の手っ取り早い落とし方です。

内臓脂肪は腹筋の内側の壁に付いている脂肪ですから、腹筋のインナーマッスルを鍛えるのも効果的。お腹をへこませた状態を30秒キープするだけで、ウエスト周りが変化してきます。空腹感の感じてからこれを行うと、効率的に内臓脂肪が減っていくでしょう。

内臓脂肪レベルを減らすことができたら、次は皮下脂肪を減らす番です。皮下脂肪を減らすには「筋トレ」と「有酸素運度」の組み合わせが効果的でしょう。脂肪を減らすには、脂肪の特徴を理解することが大切なのです。


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内臓脂肪レベルを上げない方法

内臓脂肪レベルが上がるのは、消費エネルギーよりも摂取エネルギーのほうが多いためです。この消費エネルギーの7割を占めるのが基礎代謝。その基礎代謝の3割が筋肉によって行われています。つまり、筋肉は体内で内臓脂肪を燃やすもっとも重要な役目を果たしているのです。

基礎代謝は加齢とともに低下します。しかし、筋肉量を増やす筋トレを行えば基礎代謝を高めることが可能。そして、全身の筋肉の中でも筋肉量の割合が高い部位が下半身、とくに太ももです。

内臓脂肪レベルの上げない方法とは、太ももを中心に筋トレをすること。そのために最適なのは「スクワット」です。ひざの曲げ伸ばしを繰り返すことで、太ももの筋肉を丸ごと鍛えていきましょう。


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体重計の内臓脂肪レベルの意味とは

内臓脂肪の正確な割合を調べるには、病院での腹部CT検査が必要です。そして、その検査でへその位置での内臓脂肪の面積が100平方センチ以上ある場合に「内臓脂肪型肥満」と診察されます。

ちなみに、体脂肪計では測定できない内臓脂肪レベルですが、オムロンの体重体組成計なら測定可能。これは内臓脂肪の面積の大小を自社のデータに基づいてレベル化して、独自の推定式により算出したものです。ちなみに「標準」が1~9、「やや高い」が10~14、「高い」が15~30という表示になります。

すなわち、オムロンの体重体組成計で測定できる内臓脂肪レベルは「内臓脂肪型肥満の可能性」を表すもの。測定して内臓脂肪レベルが「高い」という場合は、内臓脂肪型肥満の可能性が高い…ということを意味しています。

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