インナーマッスルを鍛える「点字ブロック」
ウエスト周りが太くなる原因は「内臓下垂」と「内臓脂肪」の2つにあります。そして、この2つを解消するのが「インナーマッスル」です。そのインナーマッスルが効率的に鍛えられてダイエットできる「点字ブロック」ウォーキングを紹介しましょう。
目次
腹筋インナーマッスルを鍛える理由
ウエストのたるみは「内臓下垂」と「内臓脂肪」が原因です。「内臓脂肪」は皮膚の下にあってつかむことのできる「皮下脂肪」と違って、腹筋の内側の壁の腹腔内についている脂肪です。胃や腸などの内臓に脂肪分が蓄積されたものではありません。この脂肪がウエストを太くしています。
もう1つの「内臓下垂」は、内臓を支える腹筋インナーマッスルが衰えて、胃や腸が本来ある位置から骨盤のところまで落ちてしまった状態のこと。お腹の臓器が全体的に下に寄ってしまうため、ウエスト周りが太くなるわけです。
この2つを一気に解消するのが「点字ブロック」ウォーキング。まずは基本的な腹筋インナーマッスルを鍛えるウォーキング方法から紹介しましょう。
点字ブロックウォーキングが腹筋に効く
歩きながら息を吐き切って、お腹をペチャンコに凹ませてください。ここで腹筋と背筋の両方に力を入れ、頭の頂点から糸で吊るされているイメージでて背筋をまっすぐに伸ばします。
足を前に出すときは、後ろ足で腰を前に押し出すイメージです。このとき後ろ足の付け根と腹筋のあいだを意識します。足を出すたびに、ここが伸びているのを確認しながら歩いてください。
この基本的なウォーキング方法でも十分にインナーマッスルが鍛えられますが、さらに効果を高めるのが「点字ブロック」ウォーキング。歩道に設置されている表面がボコボコとなっている視覚障害者誘導用ブロックの上を歩きます。
歩道や駅構内を歩くときには、この上を歩くようにするだけで効果が倍増します。実際にお腹を凹ませた状態で点字ブロックの上を歩いてみると、平坦な道を歩くよりも明らかに腹筋への負荷がかかっていることがわかるはず。足元が不安定なために、より細かな刺激がインナーマッスルに与えられています。
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