「骨盤トライアングル」で正しい姿勢を作る
「インナーマッスル」を効率的な鍛え方にとても役立つ「誰でも簡単!正しい姿勢をとる方法」を紹介しましょう。ふだんから「正しい姿勢」を心がけていれば、インナーマッスルが自然と鍛えられるのです。4月28日放送『別冊主治医が見つかる診療所』の「誰でも簡単!インナーマッスルを強くする方法」で取り上げられていました。
目次
腰骨と恥骨を手で結んで三角形を作る
「正しい姿勢」はインナーマッスルの鍛え方の基本。そのポイントは「骨盤」を意識することにあります。たとえば猫背は、骨盤が前に出て肩が少し前に出ている状態です。ここから、正しい姿勢をとるために「2ステップ」あります。
「ステップ1」は、頭の頭頂部に手を置いて、それを押し上げるように体を伸ばすことです。腹筋と背筋を意識しながら、頭頂部から吊り上げられているようなイメージで背筋を伸ばします。これだけで、見た目のスタイルはよく見えるはずです。しかし、このままだと骨盤は反りすぎの状態です。
「ステップ2」で、体の軸を感じたまま、少し前傾している骨盤を真っ直ぐの位置に戻さなければなりません。ここで大切なのが「骨盤トライアングル」。左右の腰骨の出っ張った部分と恥骨を手で結んて三角形を作るのです。
骨盤トライアングルが地面に垂直な角度
具体的には、手の平の付け根あたりを腰骨の出っ張りに当てて親指の先をくっ付けます。そして、中指の先端を恥骨に当てると、親指と人差し指で三角形ができるはず。この三角形を地面にして垂直にするようにします。
この骨盤トライアングルが地面に垂直な角度こそが、インナーマッスルを鍛える「正しい姿勢」です。この角度を維持することで、骨盤が正しい位置に保てます。そして、骨盤を正しい位置に保つことで、自然とインナーマッスルも強化。これによって、美しい姿勢と代謝アップが狙えるわけです。
電車内や路上で何気なく立っているときに、骨盤トライアングルが垂直になることを意識できていれば、インナーマッスルの鍛え方の基本をマスターしたといえるでしょう。
■4月28日週放送『別冊主治医が見つかる診療所』
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