「脂質型」「糖質型」で違うダイエット方法
「遺伝子ダイエットドック」は肥満に関係した遺伝子を検査すること。なんと遺伝子を調べればリバウンド知らずの効率的なダイエットができるのです。3月27日放送『スゴ腕の専門外来SP4』の「超人気の専門外来を徹底取材」で紹介されていました。
目次
代謝や免疫に関わる遺伝子を検査
「遺伝子ダイエットドック」は、代謝や免疫に関わる遺伝子を検査します。これを調べることで、現在の食生活や生活習慣が遺伝子の持っている特性に合っているのかどうかを知ることができるのです。
そして、この検査を行っているが、パークサイド広尾レディスクリニック内の「アーテイジ栄養代謝研究所」です。クリニックにやって来て最初に行うのは、簡単な問診票の記入。さらに、体組計で身長や体重、体脂肪などを計測します。
遺伝子の採取は、大きな綿棒でほほの内側をこすり、口の中の粘膜から採取するだけ。診断にかかる時間は数週間です。検査料金は、分析・カウンセリング付きで「59,400円」になります。
同じ肥満でも脂質型と糖質型で違う
この検査で驚きなのが「脂質の異常」と「糖分の代謝」。この数値を見ることで、同じ肥満体型でも「脂質で太るタイプ」と「糖質で太るタイプ」がわかるのです。これが遺伝子タイプで判別できます。
すると、たとえば「脂質で太るタイプ」が「糖質制限ダイエット」を行うと、食事を低糖質にすることで脂質の割合が増えてしまうことに…。かえってよくない結果になってしまうのです。
さらにこの検査では、ほかにも高血圧、血栓、動脈硬化、酸化ストレスなど肥満に関する50以上の遺伝子のリスク判定を行います。血液検査で異常が出ないうちに遺伝子検査をして、どういうことが問題なのかを把握。それに合わせたダイエットをすることで、将来的な病気を防げるというわけです。
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