「いい汗」かいて代謝アップする3ステップ
現代人の多くは「悪い汗」をかいているとか。「いい汗」をかけば代謝はアップするのだといいます。そして、運動をしなくても汗腺を目覚めさせ、簡単に「いい汗」をかく方法があるのです。9月9日放送『主治医が見つかる診療所』の「代謝UPスペシャル決定版」で紹介されていました。
目次
ステップ1は10分間の高温手足浴
その方法はいたって簡単。お風呂の入り方を工夫するだけで、汗腺が目覚めて「いい汗」がかけるようになります。その方法は3段階あります。
ステップ1は「高温手足浴」です。まずは42~43度の少し熱めのお湯を浴槽の3分の1程度までためます。そこにバスチェアを置いて座れるようにしましょう。これで準備完了です。そして、前かがみになって手と足だけをつけて、10分間入浴します。
脳から遠い場所は汗腺が休眠しやすいもの。すなわち、手と足は休眠しやすい場所。その場所を集中的に刺激します。手と足が温まると、温められた血液が体じゅうを回って、体の芯が温まるのです。その結果、汗をかきます。
ステップ2は微温半身浴に15~20分
ステップ2は「微温半身浴」です。続いて、38~39度のぬるめのお湯を、浴槽の半分ほどためます。待っているあいだに、髪の毛や体を洗っておきましょう。
そして入浴。このときにつかるのは、みぞおちあたりまでがポイント。そのまま15~20分ほど入浴します。半身浴で温まって汗をかくと、胸から上はお湯から出ているため汗が効率よく蒸発。体温の上がりすぎを調節してくれます。また、ゆっくり入りますから芯が温まります。
サラサラの汗が出てきたら「いい汗」のサインです。思った以上に汗をたくさんかくため、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。
ステップ3はお風呂上りの自然乾燥
ステップ3は「お風呂上りの乾燥」です。お風呂上りも汗腺のトレーニングになっています。汗というのは、出るだけでは意味がありません。それが蒸発することで、初めて体温を調節できるのです。
お風呂から上がったらタオルで肌を軽く押さえて、水気や汗をとります。そして、体を冷やすエアコンはなるべく使わず、ウチワや扇風機で自然に乾燥させましょう。体が火照って我慢できない場合は、首に風を当てると効果的。肌の下の太い血管の温度を下げることで、効果的に体温を下げられます。
この3ステップを3週間ほど続けると、休眠していた汗腺が目覚めて「いい汗」をかけるようになります。また、「いい汗」は美肌効果があるのです。保湿作用があって、皮膚の潤いを保ってくれます。いい汗は皮脂と混ざり合い、肌をしっとりとさせてくれるのです。
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